記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2020/6/22
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
災害発生や事件のニュースをきっかけに心が不安定になることがありませんか。不安や緊張、ストレスによって体の不調を感じたり、つらい状態になりそうになったときは、早めに対処をとることが大切です。この記事では不安を和らげて心をリラックスさせる方法を紹介します。
災害や事件、事故など世の中でつらい出来事や悲惨な状況が起きているとき、それらの情報を見聞きすることで心が落ち着かなくなることがあります。その当事者が見ず知らずの誰かであっても、自分の身にも起こりうるような感覚や自分のことのように受け止めることは少なくありません。すると自分が同じ状況に陥るのではないかという不安や緊張、ストレスが高まり、精神的につらくなってしまいます。
テレビやインターネットからは、映像を通して事件や事故のリアルな情報が届けられます。刺激が強い情報を得ることで、交感神経系が過剰に反応して緊張状態になります。この緊張状態が続くと、不眠や吐き気、めまい、胃痛などの不調を招くことがあります。もしこれらの症状がみられたら、不安や緊張などが影響している可能性が考えられます。
不安など心の状態からくる不調は、生活リズムを整えることで改善する場合があります。
心の不安を小さくするために、不安の原因との距離感をほどよくとることが大切です。
悲しい事件や先行きの見えない事態が起きると、不安や緊張を感じるのは自然なことです。不安や緊張によって体の不調などを引き起こすことがあります。生活リズムを整えたり、情報との距離感を適切にとりましょう。