世界に誇れるお米中心の和食ダイエットで健康的に痩せる!

2017/6/3

和食は、究極のダイエットと言われているのを知っていますか?

和食は、良質な食べ物のエネルギーをコンパクトに楽しめ、米を中心に、魚、野菜、果物をたくさん取り入れ、少量ずつをゆっくりと味わいながら食べるものです。

この記事では、米を中心とした和食のダイエット効果をまとめています。

冷凍宅配食の「ナッシュ」
冷凍宅配食の「ナッシュ」

世界に誇れる和食ダイエットとは?

和食がヘルシーであることと、日本人のライフスタイルのおかげで、日本人は、長生きで健康な人が多いといわれています。

日本では、75歳の人が平均的に健康で身体に障害がないと、世界保健機構も報告しています。日本人の肥満率3%で先進国で最も低い数字です。しかし、日本人が欧米スタイルの食事を取り入れてしまうと、体重が急激に増えてしまうかもしれません。

昔からの和食を、栄養バランスを考えながら取り入れることは、ダイエットに効果的です。

 

和食ダイエットの特徴:味わって食べることで量を少なく

和食の素晴らしいところは、美味しくてカロリーが低い食べ物が、美しく小さな器や皿に盛り付けられていて量がコントロールされていることです。こうした食事は、料理の美しさを楽しむことにより、「目で食事を味わう」ことができます。

その結果、一口一口ゆっくりと味わって食べたいと思い、脳が満腹だと認識する時間を与えられるために、食事の量を減らすことになります。

カロリーをカットすることは難しいことではありません。チョコレート、ポテトチップス、クッキーなどのエネルギー密度の高い食品(高いカロリーを含む食品)を、果物、野菜、煮汁ベースのスープのようなカロリーの低い食品に変えることがカロリーカット成功の秘密です(偶然ではなく、こうした食生活は日本人の日常の食生活の一部になっています)。

和食ダイエットの特徴:器の持つ力を使う

和食は、小さなお皿や小鉢に分けるので、食べる人は少しずつ食べることになります。小さな器に少量を入れることが、健康的な食生活と減量のために重要な秘密の1つかもしれません。

ある研究では一つのお皿に多くの食事が盛られるほど、食べる気がなくても、空腹でなくても、食べてしまう傾向があると報告されています。

最近の研究で、食べる量を決めるときにどのように決めているかを聞いたところ、10人中7人が通常食べている量は、お皿に載っている量を食べると応えていました。

この結果、何も考えずに食べている傾向があるということと、自分が食べる量を変更することが可能であるということがわかります。

それでは、少なく食べるようにするにはどうすればよいのでしょうか?

例えば、夜ご飯用に使う大きめのサイズのお皿をサラダ用やデザート用のお皿に変えてみましょう。食べる量は減りますが、お皿には沢山の食べ物が載っているように見えるため、量が少ないことに気がつきません。

全ての食べ物の量を減らさなければならないわけではありません。高カロリー、高脂肪の食べ物の量を減らせばよいのです。

和食ダイエットの特徴:米を中心にした食事に

和食には多くの米が含まれています。日本人は、平均的なアメリカ人と比較して6倍の米を食べます。

米は脂肪が低く、複合糖質を含むため、カロリーが低めでお腹が一杯になります。その結果、心臓疾患につながる恐れのあるトランス脂肪を含んだ食べ物を入りにくくします。

和食ダイエットの特徴:野菜を楽しむ

日本は野菜を非常に多く食べる国の1つです。女性に家族にのために調理したい料理を聞いたところ、多くが野菜の煮物だと答えたといいます。日本人は、豆、なす、きゅうり、ピーマン、たまねぎ、トマト、ゴボウ、青とうがらし、レタス、にんじん、ほうれん草、たけのこ、ビート、かぶ、レンコン、大根、しいたけ、さつまいも、昆布などの海草などをたっぷり使った煮物を作ります。

和食には1回の食事に4~5種類の食べ物があります。野菜は煮物にしたり、少量のキャノーラオイルで炒めたり、軽く蒸したりして食べられることが多く、どの料理方法も野菜の栄養をたっぷり摂れる方法です。

和食ダイエットの特徴:魚を多く摂る

肉は動脈を詰まらせる飽和脂肪酸を含んでいて、肥満や心臓疾患の原因になると言われていますが、魚類、特に、サーモン、まぐろ、サバ、イワシ、ニシンなど日本人の好物である脂分の多い魚は、オメガ3脂肪酸の良い摂取源となります。これは心臓の健康と気分を高めてくれる作用があることで知られているものです。

日本人は世界の人口の2%ですが、世界の魚の10%を食べているといわれ、肉よりも魚を多く食べる日本人は世界的に見ても健康的な食事をしています。

和食をさらにヘルシーに

和食をさらにヘルシーにするために、ほんの少し工夫しましょう。

まず第一に、白米を玄米にします。日本の古来からのパワーフードであった玄米は、全粒穀物で、良質の炭水化物の高食物繊維の供給源になります。

第二に、ナトリウム摂取を減らします。ナトリウムには塩分が多く含まれており、これは漬物やしょうゆを多く使うことに原因があります。可能であれば、低ナトリウムの味噌、しょうゆ、照り焼きソースなどを選ぶようにしましょう。その上で、使用量を控えるようにしましょう。

おわりに:日本人の身近な米中心の和食ダイエットでスリムに

身近な米を中心とした和食をなるべく食べることがダイエットにつながることを理解していただけたと思います。今までの記事の中で見てきたように、和食には高いダイエット効果があります。

もしダイエットしたいと思い、無理をしたくない場合、米を中心とした和食ダイエットに挑戦してはいかがでしょうか。

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