ヨガは腰痛に効果的?ヨガと腰痛の関係を解説

2017/7/27

山本 康博 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 呼吸器内科医

山本 康博 先生

ヨガは腰痛に悩む患者の薬になるでしょうか? 慢性または再発性の腰痛は、人々がヘルスケアを求める最も一般的な病気の1つであるといわれています。今回の記事では、ヨガが腰痛に与える影響を解説します。

ヨガの目的

ヨガの主な目的の1つは、リラクゼーションといえます。ヨガを行った後は、心拍数と血圧は低くなり、息切れしにくくなる効果も期待できます。ヨガをするときは、リラックスした状態で行い、エクササイズのように行わないことが大切です。さらに、マインドフルネスの状態になっているということが重要なポイントです。

ヨガの効果とは

ヨガには、さまざまなメリットがあるということは聞いたことがあるのではないでしょうか。ヨガは生活の質を改善し、ストレス、不安、不眠症、うつ病、背中の痛みを軽減する効果が期待できるといわれています。また、ヨガをすることでリラックス効果も期待できますし、体を引き締める効果もあるとされます。その他、ヨガには身体を健康に導いたり、柔軟性や強靭性を向上させることが明らかとなっています。

ヨガが腰痛にもたらす効果

慢性または再発性の腰痛を持っている人々の間で、ヨガには腰の機能の改善の効果があるとされることが注目されています。ヨガクラスとヨガ以外のクラスで、ヨガプログラム実施後に腰痛患者を対象とした障害と痛みに関するアンケートを行ったところ、、ヨガクラスを受講した人の方がヨガ以外のグループと比較して、腰の機能の向上がみられたという結果がでました。

また、最も大きな腰の機能の向上は、ヨガクラスの終了直後に見られました。しかし、腰の痛みや一般的な健康については、ヨガグループは、ヨガ以外のグループよりも良くなかったことが示唆されています。このことから、ヨガが、再発性の腰痛に苦しむ人々に、深刻な副作用なく、短期的、または長期的な効果を与えてくれる可能性があることがいえるのではないでしょうか。

おわりに:痛みが酷い場合は医師に相談しましょう

ヨガが健康の万能薬と考えている人もいるかもしれませんが、何にでも効果があるわけではありません。ただ、大きなメリットをもたらしてくれる可能性には期待できるのではないでしょうか。ただし、腰の痛みが酷い場合は、ヨガに取り組む前に医師に相談するようにしてください。

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