記事監修医師
産業医科大学第1外科
佐藤 典宏 先生
2017/3/21
記事監修医師
産業医科大学第1外科
佐藤 典宏 先生
「なんで虫歯に!?」「毎日、歯磨きしてたのに・・・」という経験をしたことがある人は、かなりの数にのぼるかと思います。実際、毎日きちんと歯を磨いていても、なぜか虫歯になってしまうのは不思議ですよね。しかし、虫歯になるには理由があります。実は、口の中が乾燥しているだけでも虫歯の菌は繁殖しますし、「磨いたつもり」や、間食が多いことも虫歯の原因になります。虫歯は治療よりも予防が大切であり、ある程度予防ができるものです。歯をしっかり丁寧にケアして、虫歯と歯周病の予防をしましょう。
「歯のケア」とは、毎日のブラッシングとフロッシング、そして、定期的に歯科医でクリーニングを受けることです。歯をきちんとケアすることで、虫歯をはじめ、歯周病、黄ばみ、口臭、出血といった歯と口の問題の予防に役立ちます。
乳歯は、出生時には、ほぼ完全に生えはじめていて、歯茎の下に隠れています。 生後、赤ちゃんが食べ物を噛み、言葉を発するために乳歯はとても大事です。また、赤ちゃんの乳歯は、永久歯の成長を促進します。次のような方法が、赤ちゃんの歯のケアに役に立ちます。
歯のケアをしっかり行うことは、黄ばみのない白い歯といい息を保つことに役立ちます。白い歯といい息を保つことで、笑顔がより素敵になります。以下で紹介するような簡単なケアを試してみてください。
大人の歯のケアも、10代の歯のケアと大きく変わりません。丁寧なケアを継続することで、歯の喪失、歯茎の痛みやその他の問題を避けることができます。歯に何か問題が出たり、口に関する心配がある場合は、すぐに歯科医に相談してください。大人のための歯のケアの注意点を以下にいくつか挙げておきます。
「白い歯」は、いい印象をあたえる大きな要素のひとつであり、歯を白く健康に保つことは、健康を保つうえでも大切です。普段からデンタルフロスを使っているという方は多くないかもしれませんが、歯科医や歯科衛生士のほとんどは、毎日欠かさずデンタルフロスをしているといわれています。デンタルフロスは、それだけ大切な、欠かすことのできないケアといえるでしょう。デンタルフロスを習慣化することで、虫歯や歯周病になるリスクが下がります。定期的に歯のクリーニングを受けることで、リスクはさらに下げられます。ぜひ、デンタルフロスでフロッシングしてください。