記事監修医師
前田 裕斗 先生
2018/6/18
記事監修医師
前田 裕斗 先生
妊娠後期になるといよいよ出産も間近に。
出産にはさまざまな準備が必要ですが、いつごろからどのようなものを用意すればいいのでしょうか?
そこで今回は、出産準備の前に知りたい情報をお伝えしていきます。
出産準備は妊娠28週ごろから始め、できれば臨月に入る前の妊娠35週ごろまでに終わるようにしておくと安心です。
焦る必要はありませんが、臨月には何かと動きにくかったり出産が予定日よりも早まる可能性があるため、余裕をもって準備をするようにしましょう。
また、入院時(出産前)に必要なものと退院時(出産後)に必要なものは違ってくるので、わかりやすいように荷物を整理しておくことも大切です。
出産準備に必要なものは大まかに、「出産前の入院手続きで必要なもの」「入院生活で必要なもの」「退院のときに必要なもの」の3つにわかれます。
それぞれのタイミングで必要なものを確認しておきましょう。
出産のための入院手続きに必要なものは、基本的には下記の通りです。
病院によっては他にも必要なものがあるかもしれないので、事前に確認しておきましょう。
・母子手帳
・健康保険証
・診察券
・印鑑
入院中の生活に必要なものは主にママの衣類や洗面用具などの日用品と、出産後すぐに必要な産褥ショーツや授乳用の下着やパッドなどです。
出産する病院や助産院によっては、入院中に必要なものを用意してくれることもあるので、事前に持っていかなくてもよいもの・必要なものを確認しておきましょう。
・前開きのパジャマ2~3組
・産褥ショーツ、産褥パッド2~3組
・授乳用の下着、母乳パッドなど
・スリッパ、靴下
・ガーゼ、タオル
・歯ブラシ、洗面用具、メガネやコンタクトレンズ
退院時に必要なのは赤ちゃんの衣類や入院費用などです。
出産直後にいろいろと用意をするのは大変なので、出産前に必要なものはできるだけそろえておきましょう。
・赤ちゃんの肌着、衣服
・オムツ(赤ちゃん用、ママ用)
・ママの退院用の服
・分娩・入院費用
・(車に乗る場合は)チャイルドシート
初めての出産の場合は「用意していたけど実際には使わなかった」というものも多いようです。
ですが、産後すぐに足りないものを買いに行くのは大変ですし、入院が長引く可能性もあります。
安心した気持ちでお産を迎えられるように、必要そうなものは持っていきましょう。
出産前の入院と出産後、そして退院後にはさまざまなものが必要になります。
出産直前に慌てて準備するのではなく、臨月に入る前の妊娠35週ごろまでに一通りの準備を終えれるよう、少しずつ用意していきましょう。