記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/5/24
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
「上司との折り合いが合わない」「仕事量が多く残業ばかり」「職場の人間関係が悪い」など、仕事に関するストレスを抱えている人は非常に多いです。今回の記事では、そんなストレスを解消するのにおすすめの方法をご紹介していきます。
自分のデスクでずっと仕事と向き合っていると、ストレスはどんどん蓄積されていきます。ストレスを溜めすぎないためにも、尿意がなくても定期的にトイレに行ったり、飲み物を買いに行ったりと離席する習慣をつけましょう。このときに軽く体を伸ばしたり、深呼吸したりするとリラックス効果が高まります。
ストレッチは体への心地よい刺激になり、リラックス効果もあるといわれています。就寝前に3分程度でできるストレッチを2つご紹介します。
四つん這いになって、手を床につけた状態でお尻を後方へ突き出し、体をぐーっと伸ばします。この姿勢を1分間ほどキープしてください。これにより肩甲骨が動き、肩こりの解消につながります。
床に座った状態で足を前方へ伸ばし、つま先にふれてください。この姿勢を30秒ほどキープします。その後開脚して、左足のつま先に両手でふれます。次は右足のつま先にふれます。それぞれ30秒程度行ってください。
足は体の大きな筋肉群のため、このストレッチによって血流が改善し、体温が上昇します。人間は睡眠中体温が低くなりますが、睡眠前後の体温の差が大きければ大きいほど、深い睡眠がとれるといわれています。つまり就寝前にこのストレッチを実践することで、睡眠の質が向上し、身体的なストレスの緩和効果も期待できます。
仕事のストレスを解消するには、日々の食事内容を見直すことも重要です。下記の栄養には、イライラを緩和する効果があるといわれています。毎日の昼食や夕食に取り入れてみてはいかがでしょうか。
仕事中はこまめに休憩し、仕事にメリハリをつけることでイライラの緩和につながります。定期的にティーブレイクをしましょう。おすすめの飲み物やおやつは以下の通りです。
仕事でのイライラやストレスが溜まったときは、下記のツボ押しが効果的です。
手首の小指側の横ジワの、窪みにあるツボです。親指を当てて、残りの指で手首を掴み、適度な強さで30回程度押しもみましょう。イライラを鎮め、精神的な緊張を緩和する効果があるとされます。
手の甲の、人差し指と親指の骨の分岐点にあるツボです。親指を当て、両手でそれぞれ30回程度押しもみましょう。ストレスで乱れた自律神経を整え、気持ちを落ち着かせる効果があるとされます。
仕事のストレスを溜めすぎると、神経性胃炎や睡眠障害、うつ病などさまざまな健康リスクが発生します。自分の心や体を守るためにも、こまめに休憩を挟んだり、ストレッチをしたりして、ストレスを解消する習慣をつけることが大切です。