記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/6/18
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
薬やマスクをつけて症状をおさえる以外にも、花粉症の治療方法として、レーザーによる手術治療の選択肢があることをご存知でしょうか。
今回は花粉症のレーザー治療について、その効果やメリット・デメリット、レーザー治療が適している人の特徴を解説していきます。
花粉症のレーザー手術とは、特に花粉症による鼻水や鼻づまりの症状に効果的な治療法で、成功すれば半年~数年単位で症状を抑える効果が期待できます。
手順としては、まずアレルギー反応を起こしている鼻の粘膜にガーゼで麻酔をかけ、レーザーを照射してアレルギー反応を起こしにくいよう変異させる治療法です。
このレーザー手術による花粉症治療の具体的なメリットは、以下の通りです。
花粉症による鼻の症状が辛く、少しでも軽減させたいという人には、魅力的な治療法といえるでしょう。
以下に花粉症治療のためにレーザー治療を受けることによるデメリットもご紹介します。先に述べたメリットとあわせて、確認しておいてください。
次は、レーザー手術治療に適している人・適していない人の特徴を見ていきましょう。治療法に魅力を感じていても、体質によってはレーザー手術を受けられない可能性もありますので、よく確認してください。
レーザー手術を行うかどうかの判断は、最終的には医師にゆだねられます。自分の症状と希望を伝えたうえで医師に診断してもらってください。
花粉症によって、特に鼻づまり、鼻水、くしゃみなど鼻のアレルギー症状に苦しんでいる人にとって、レーザー手術は魅力的な治療の選択肢です。保険適応で痛みや出血も少なく、数か月~数年の間症状が軽減されるのであれば、受けてみたいと考える人も多いでしょう。興味がある方はこの記事で紹介したメリットとデメリット、そして自分の手術への向き不向きをよく確認したうえで、医師に相談してみてください。