記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/6/27
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
不安障害とは、強い不安によってさまざまな症状が現れる心の病気のことです。この記事では、不安と不安障害の違いについて解説していきます。
不安障害の種類についてもわかりやすく紹介していくので、この機会に不安障害の基礎知識として理解しておきましょう。
不安とは、日常生活の中で誰しも起こりうることの多いものです。不安は危険に備えたり危険を回避するために必要であり、生体に備わる自己防衛反応となります。
対して不安障害とは
ことをいいます。
アメリカ精神医学会の『DSM-5』では、不安や恐怖が6か月以上続くと不安障害と診断するとしています。
不安障害の主症状は不安です。その不安の現れ方にはいろいろな形があり、不安の現れ方や不安になる原因によって、以下のような種類に分類されます。
前述した状況に思い当たる節がある、不安障害かどうか気になるという場合はどの診療科を受診すればよいのでしょうか。
不安障害は精神神経科や心療内科で診療を受けることができます。また、近年ではメンタルクリニックというクリニックでも不安障害の診察を受けることができます。
不安障害にはさまざまな種類があり、症状や不安の対象が違ってくるので「どの不安障害か」を見極めるのは難しいでしょう。また、ただの不安なのか、不安障害なのかの見極めも一般の方では難しい場合があります。
そのため、当てはまる症状がある、長い期間不安な状態が続いているけれどこれが不安障害かどうかが分からないという場合にはまず一度医療機関を受診して、専門医にしっかりとチェックをしてもらうことをおすすめします。