記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2017/4/27 記事改定日: 2019/8/21
記事改定回数:2回
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
環境が変わると眠れなくなるのは大人だけでなく赤ちゃんも同じです。環境が変わっても眠れるようにしてあげるには、ふだん寝るときに使っているものを持っていったり、同じ時間に寝かせたりなど自宅と同じもしくは近い状況を作ってあげることが大事です。この記事では、旅行先でも赤ちゃんがしっかり寝られるような環境のつくり方についてご紹介していきます。
赤ちゃんが旅行先で安心して寝られるように、普段使っているおくるみやシーツなどを一緒に持っていきましょう。普段使っているものに安心するというのもありますが、家と同じ匂いがすることで赤ちゃんは安心します。
また、寝かしつけるときに音楽をかけている場合は、旅先でもできるだけ音楽をかけてあげ、眠りやすい環境を整えてあげましょう。
家で特定の時間(食事の後など)に寝かしつけている場合は、その時間を守りましょう。旅行先では遊ぶ時間、ご飯の時間そして眠る時間が乱れてしまいがちですが、できるだけ自宅と同じようなスケジュールで動きましょう。
車の中やベビーカーの中で、寝かしつけようとするのはやめましょう。赤ちゃんが車やベビーカーの中で自然に眠ってしまうのは仕方がありませんが、寝かしつける場所としてはふさわしくありません。座った姿勢で眠ると睡眠の質がそれほどよくないので、車やベビーカーから降りる際に起きる準備(もしくは再び寝る準備)がうまくできないことがあるのです。
水平なところで寝られるのが理想的ですが、旅行先ではうまくそのような場所を見つけることは難しいかもしれません。そこでおすすめなのが、旅行用ベビーベッドやベビーサークルです。
ホテルなどによってはそれらを貸し出してくれるところもありますが、使用年数や清潔さはホテルによってまちまちです。一方で旅行用ベビーベッドには着替えスペースやモビールが着いているものなどもあり、旅行先での生活を楽にしてくれるという面もあります。また、ベビーサークルは実家の畳の上で寝かしつける際にも役立つでしょう。