ダイエット成功のコツは「記録」にあり！ ～ 食事日記のススメ ～

食事の記録をつけたほうがいいのはなぜ？

食事の記録をつけるメリットとして、以下のようなことが挙げられます。

• 記録をつけることで、ダイエットに対する責任感が生まれる
• どこで食べ過ぎてしまうのか、自分のクセが明らかになる
• 余分なカロリー摂取を自分で抑えることができる
• ダイエットに成功した記録が残るので自信になる

ダイエットのために普段の生活習慣を変えることは難しいものですが、記録をつけることで、どこを変えればよいかが具体的に把握できるようになります。変えるポイントがはっきりつかめれば、まずは負担が少ないところから変えていくこともでき、ダイエットを続けやすくなるのです。

食事の記録にはどんなことを書けばよい？

食事の記録には、毎回以下のようなことを記録します。

• どんなものをどれくらい食べたのか
• 間食ではお菓子や飲み物などをどれくらい口にしたか　など

文字で書き出すと、自分がどれくらいの量を飲んだり食べたりしているのかが具体的になります。また、どんなときに食べ過ぎてしまうのかや、特定の種類の食べ物や飲み物（脂肪、砂糖、アルコール、甘味料入りの冷たい飲み物など）を口にすることが多いのかなど、今まで自覚していなかったようなことにも気付くこともあります。

ダイエット成功につながる記録のコツは？

以下に、ダイエット成功につながる記録のコツをご紹介します。

食べたらすぐ記録しよう

食事をしたら、15分以内に書き込みましょう。書くのが遅くなればなるほど、面倒になったり、忘れたりする可能性があります。また、次の食事の時間になってしまうと、カロリーコントロールのメリットがなくなってしまいます。

ほんのちょっとでも食べたら記録しよう

「チョコを1粒食べたけど、大した量じゃないから記録しなくていいかな」という人は意外と多いかもしれません。でも、食べた量はほんのわずかでもカロリーは確実に摂取しています。また、チョコレートやクッキーといったお菓子は、少量でもカロリーが高い場合が多いので、なおさら注意が必要です。

このため、どんなに少ない量でも食べたものはすぐ記録することが大切です。食事の記録で効果が出る理由のひとつは、細かい内容まで書き込むためです。また、「間食したら記録しなければいけない」という厳密なルールを守ることこそが抑止力になり、ダイエットの成功につながります。

記録はできるだけ細かく書こう

記録のメリットを得るには、できるだけ細かく書くことが大切です。とはいえ、あまり細かく書きすぎてしまうと記録するのが嫌になってしまう可能性がありますので、自分が続けられる範囲で書くようにしましょう。

また、ダイエット中に摂取できる1食分の量やカロリー、直したい習慣、目標体重、やせたときのご褒美なども書いておくと、何を食べるか考えるときや、モチベーションの維持に役に立ちます。

記録のつけやすさにこだわろう

食事の記録をつける上で大切なのは、「記録のつけやすさ」です。昔は紙とペンに記録するしか方法がありませんでしたが、最近はアプリやオンラインツールがあります。アプリやオンラインツールは、紙とは違って、食べたものを入力すれば自動的にカロリー計算してくれます。したがって、「あと何カロリー摂取できるか」を簡単に把握することができます（アプリやツールの種類によって、機能は異なります）。もし、過去に紙とペンでの記録に挫折したことがあるようでしたら、アプリやオンラインツールをぜひ試してみてください。

ダイエットを続けるために運動記録も残そう

ダイエットを順調にすすめるためには、自分がどのくらい運動しているかをメモしておくことも良い方法です。食事と運動を記録し続けると、ダイエットに対する意識がさらに高まります。

また、運動記録を残しておくことで、今自分が取り組んでいる運動が減量効果につながっているのかどうかを把握するときにも役立ちます。もし、記録を通していまひとつ成果を実感できないようでしたら、運動の内容を見直してみましょう。

おわりに：記録をつけて、今度こそダイエットを成功させよう！

毎日食べるものを記録したり、運動したりするのは面倒ですが、こうした面倒くささは、ダイエットを成功させるためには乗り越えなければいけないものです。記録を続けると、自分の体重の変化や食習慣の変化に気づきやすくなります。ここまで続けると、記録すること自体を楽しむことができます。最近はスマートフォンのアプリもたくさんあるので、自分が記録しやすい方法を見つけて続けてみてください。