記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2017/8/8
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
「なかなか眠れない…」
「がんばって寝ようとすればするほど目が冴えてしまう」
「一度寝てもすぐ起きてしまう」
以上のような問題はいわゆる「不眠症」と呼ばれることもありますが、
このような悩みを抱えている方は多いと思います。
不眠症でよく眠ることができないと、疲れを次の日まで持ち越すことになってしまいどんどん疲れが溜まっていってしまいますよね。
ではどのようにしたら不眠症は改善するのでしょうか。
実は、不眠症は日頃の些細なことに注意するだけで改善できるのです。
今回の記事では、不眠症を改善する15の方法を紹介します。
不眠症で悩んでいる方、必見です!
以下が、不眠症を改善する15の方法です。
テレビやパソコン、携帯電話やスマートフォンなどの電子機器が発するブルーライトは深い眠りを妨げる原因となります。寝る2時間前には、ブルーライトを放つ電子機器は使用しないようにしましょう。
寝る2~3時間前になったら部屋の明かりを弱めるようにしましょう。薄暗くすることで、メラトニンという眠気を生じさせるホルモンが分泌されやすくなります。寝る前に読書をする習慣がある場合は、15ワットの電球を使ってみましょう。
静かな場所で寝るようにしましょう。雑音は睡眠を妨害する可能性があります。耳栓を試してみるのも良いでしょう。
寝る2~3時間前には、リラックスできることをしましょう。具体的には、温かいお風呂に入る、ヨガや軽いストレッチをする、読書をする、ゆったりした音楽を聴くなどです。10分間このようなリラックスする時間をつくるだけでも効果は現れます。
枕は睡眠の質に大きな影響を及ぼします。自分にしっかりと合った厚さのものを使うようにしましょう。
毎日大体同じ時間に寝起きするようにして下さい。このルーティーンを身につけることによって、脳や体が睡眠サイクルに慣れるため、早く眠りについて一晩中ぐっすり眠ることができるようになるでしょう。 また、起きたらできるだけすぐに5~30分ほど太陽の光を浴びるようにして下さい。そうすることで、体が睡眠サイクルを覚えやすくなります。
夜に眠れなくても時計を見ないようにしましょう。時計を見てしまうと頭の中が焦りや翌日のことでいっぱいになってしまい、眠れなくなってしまうかもしれません。 目覚まし時計は視界に入らないところに置くようにしましょう。
ペットと一緒に寝るのは避けましょう。犬や猫などのペットはベッドにノミや毛、花粉などのアレルギーの原因となるものも運んで来る可能性があり、眠りが妨げられてしまうかもしれません。
夜遅くにたくさん食べたり、消化しにくいものを食べないようにしましょう。消化器に負担がかかり、深く眠れなくなってしまう可能性があります。夜ご飯は就寝時間の少なくとも1時間前には済ませましょう。
アルコールは眠気を誘うことができますが、効果が消えてしまうと一晩中目が冴えて眠れなくなってしまう可能性があるので注意が必要です。寝る前は、アルコールではなくホットミルクやカモミールティーなどを飲みましょう。
正午を過ぎたらカフェインを含む食べ物や飲み物を摂らないように心がけましょう。食品のラベルをよく読んで下さい。鎮痛剤やダイエットサプリの中にも、カフェインが含まれているものがあります。
タバコはなるべく吸わないようにしましょう。タバコを吸うことによって不眠症が悪化してしまう可能性があります。
昼寝をすると夜にあまり眠れなくなってしまうため、昼寝はなるべくしないようにしましょう。どうしても昼寝をする必要がある場合は、20分以内に収めるようにしましょう。
睡眠薬の中には習慣的に飲まなければいけないものや副作用がある可能性があるものがあります。睡眠薬は、よりよく眠るための解決策として短期間だけ服用することが望ましいです。
適度な運動をすることでよく眠れるようになります。ただし、目が冴えてしまう可能性があるので、寝る直前には運動しないようにしましょう。激しい運動は就寝時間の3~4時間前までにしましょう。
いかがでしたか?
不眠症は、寝る環境を適切なものにしたり日中の飲食物に注意するだけで改善することができます。
不眠症に悩んでいる方、是非上記の方法を試してみて下さい。