ハナビシソウ(カリフォルニアポピー)

2017/9/11

山本 康博 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 呼吸器内科医

山本 康博 先生

ハナビシソウは向知性すなわち認知機能を高める特長がある生理活性物質のアルカロイドを有している薬草です。この薬草は現在は研究段階にあります。

概要


ハナビシソウ(Eschscholzia californica)は北アメリカおよび南アメリカに生えている植物です。

カリフォルニアポピーとも言われ、カリフォルニア州の州花です。

お茶にして鎮静剤および精神安定剤として利用されます。ラットを対象とした研究では鎮静作用や精神安定作用が確認され、ヒトを対象とした実験においても、この効果に期待を持たせる結果がみられました。しかし、この研究ではハナビシソウに加えて別のハーブも使用していたため結論はまだ検証が必要と思われます。

ハナビシソウに独自に含まれるアルカロイドはさまざまな器官に強力な影響を及ぼしているというようですが、まだ研究は不足している状態です。

現時点ではハナビシソウはサプリメントとして利用するには少し時期尚早かもしれません。

基礎知識

注意事項
・CYP3A4(代謝酵素のひとつ)で代謝される薬物との相互作用の可能性があります。医薬品とハナビシソウを併用するときは注意が必要です。

摂取方法


現在、ハナビシソウの最適な摂取量を示唆する十分な証拠がありません。精神安定剤や鎮静剤としてお茶を淹れている人もいるので、お茶を淹れるだけで良いでしょう。

関連記事

この記事に含まれるキーワード

鎮静剤(2) お茶(11) ハナビシソウ(1)