記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2017/10/12
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
ライオンのたてがみキノコとして知られるヤマブシタケは、ダイエットに効果があるキノコで、サプリメントとして使用できます。ヤマブシタケは、向知性薬として期待されており、また、状況によって炎症を誘発したり、抑制したりする免疫刺激剤だと考えられています。
ヤマブシタケは昔から中華料理などで食用に利用されていましたが、近年は脳の機能をアップする可能性があり、注目が集まっています。英語圏ではLion’s maneと呼ばれます。ライオンのたてがみという意味です。
ヤマブシタケには「ヘリセノン」という成分が含まれており、この成分が脳に作用するようです。
天然のヘリセノンはヤマブシタケ固有のもので、他のきのこや食物では摂取することができません。
ヘリセノンは動物の学習能力や記憶力のネットワークに欠かせないもので、認知症に高い効果があるといわれています。
・サプリメントであれば、食事と共に摂取するのが一番良いです。
・肌にかゆみが出た場合、それは神経成長因子の増加と関連がある可能性が考えられ、アレルギーの兆候を伴わなければ、害があるものではありません。
現在のところ、唯一の人間での研究では、経口で1000mgのヤマブシタケ(96%純抽出物)を1日3回、累計3000mg摂取しました。これが適量なのかは分かりませんが、効果的ではあるようです。