包茎手術の痛みと術後の注意点について

2017/12/13

山本 康博 先生

記事監修医師

東大医学部卒、独立行政法人国立病院機構東京医療センター

山本 康博 先生

包茎手術は、余った包皮を切り取る手術をする治療法です。術式には様々ありますが、手術中に痛みを感じることはあるのでしょうか。この記事では、包茎手術の痛みや術後の過ごし方の注意点について詳しく解説しています。包茎手術に興味がある人は参考にしてください。

包茎手術について

 

包茎手術では余分なペニスの包皮を切除する手術です。手術といっても基本的に入院の必要はなく、何もなければ日帰りで完了します。包茎手術のメリットは、包皮の余りを根本解決できるところにあるといえるでしょう。包茎矯正器具を使った包茎治療などもありますが、これらは一定の効果が得られないものが多く、再発の可能性も高いのであまりおすすめできません。
手術のデメリットとしては料金が高いことが挙げられます。とくに仮性包茎は保険がきかないことが大半のため全額自己負担になり、高額になってしまう傾向があります。

包茎手術はやっぱり痛いの?

 

包茎手術の際は局所麻酔を使うので、手術の痛みはほとんど感じません。
麻酔注射を打つときに少し痛みを感じますが、チクリとする程度で十分我慢できるレベルの痛みといえるでしょう。包皮切除中はまったく痛みはなく、術後も数時間は麻酔が効いているので無痛ですが、麻酔が徐々に切れてくると、だんだん痛みが出てくるようになります。痛みの感じ方は個人差がありますが、通常は鎮痛剤を出してもらえるので、医師の指示通り飲むようにしましょう。

手術後に痛みを感じるのはどんなとき?

 

上記でも説明しましたが、包茎手術後に麻酔が切れると、しばらくはズキズキと痛みが続きます。一般的には術後3日間くらいは痛みがずっと続くので、できるだけ安静に過ごすようにしましょう。鎮痛剤を出してもらっている場合は、用量用法を守って正しく飲んでください。

男性特有の現象であるペニスの勃起が起きると、傷口が刺激され強烈な痛みが走ります。術後は勃起が起きないように配慮することが重要です。勃起現象を引き起こすような映像や本などは目にしないように工夫しましょう。ちなみに、性行為や自慰行為は、医師の許可があるまでは控える必要があります。また、入浴が許可された後も、局部に熱いお湯をかけるとしみて痛みが起こる可能性があるので、十分注意しましょう。

包茎手術後の注意点について

 

手術翌日から学校や仕事に行くことを許可されることもありますが、できることなら術後3日間くらいは安静にするようにしましょう。とくに体を動かす仕事は、局部に刺激が伝わりやすかったり、患部をどこかにぶつけて傷口が開いたりするリスクがあるので十分に注意してください。
また、不衛生になると傷口から雑菌が入って炎症を起こす可能性があります。消毒や包帯の交換は医師の指示を絶対に守りましょう。

そして、性欲の処理に困ってしまうこともあるかもしれませんが、セックスや自慰行為は医師の許可が出るまで絶対にしないでください。傷口が開いて痛みが出るだけでなく、出血や感染症が起こる危険があります。

おわりに:包茎手術の痛みはある程度抑えられる。事前に担当医と相談して不安は解消しておこう!

包茎手術は、術中は麻酔で痛みが抑えられますし、術後の痛みも鎮痛剤や日常生活のなかでの工夫である程度抑えることができます。重要なことは、医師の指示をきちんと守ることです。包帯の交換や消毒、鎮痛剤などの薬の服用、入浴やセックスの解禁のタイミングなど、必ず指示を守るようにしましょう。また、不安は手術前に解消しておくことが大切です。わからないことは必ず事前説明してもらい、納得のうえで手術を受けるようにしてください。

 

 

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