セックスでプレッシャーを感じるのは無意味 ― 自分の気持ちが大切

2017/3/17 記事改定日: 2018/2/14
記事改定回数:1回

佐藤 典宏 先生

記事監修医師

産業医科大学第1外科

佐藤 典宏 先生

前田 裕斗 先生

記事監修医師

国立成育医療研究センター フェロー

前田 裕斗 先生

初めてセックスをする年齢は決まっていませんし、人から言われてするものでもありません。でも、映画やテレビ、もしくは周囲の人の話を聞いているうちに「そろそろ童貞(もしくは処女)でいることは恥ずかしい年齢なんじゃないか・・・」とプレッシャーに感じてしまうことがあるかもしれません。でも、セックスをするかしないかは自由ですし、何歳であっても「しない」選択は可能です。

身体や心の成長には個人差がある

思春期を迎えたあたりから、男女を問わずセックスへの興味が高くなると思います。もしかすると、誰もがお互いの様子が気になって仕方がないかもしれません。でも、身体や心の成長には個人差がありますから、身体は大人っぽくなっていても、異性への興味はまだ薄いという子がいても不思議ではありません。

プレッシャーから、焦ってセックスするのはやめよう

セックスはそれにふさわしい相手が必要ですから、みんなで一斉にするものではありません。友達が早々に初体験を済ませていても、「この人としたい」という気持ちになれる相手に出会うまではセックスしない、と決めてもよいのです。ですから、初体験を済ませていないことを友達や周りの人にからかわれても、プレッシャーに感じることはありません。みんなと同じでなければいけない、と不安になる必要はないのです。

プレッシャーに対抗するには

もし友達に経験していないことでからかわれたり、プレッシャーを受けたりしたら、次のように返してみてください。
・魅力がないから、したことがないんだ
→「したくない、ってはっきり言ってるから」「誰でもいいわけじゃないから」
・しないと捨てられるよ
→「しなくてもお互い好きでいられるんだ」
・みんなもう何回も経験しているよ
→「誰でもよければ、いつでも、何度でもできるよね!」

セックスをするかしないか、決めるのは自分

相手がいるからといって、必ずセックスしなければいけないということでもありません。相手が望んでも、自分自身にその気がないなら断ってもよいのです。恋愛関係を長続きさせる上で、お互いの気持ちを尊重しあうことが大切です。もし、断ったことが原因で関係が壊れてしまうなら、断ったことは間違いではなかったと受け止めることもできます。

セックスするなら、避妊や性感染症の知識を

もしセックスをするなら、事前に避妊や性感染症のリスクを知ることも大切です。
避妊方法には、コンドームやピルがあります。また、女性の場合は基礎体温を測って排卵日を予測することも避妊につながります。
そして性感染症には淋菌感染症や性器クラミジア、梅毒などがあります。セックスはお互いの責任で行うものです。安易にセックスをしないことも大切です。

おわりに:セックスはすべての人の権利

セックスはお互いが愛し合っていて、セックスすることを望んでいるときに行えば、とても素晴らしいものです。でも、セックスするかしないかを決めるのは自分次第であって、周囲のプレッシャーから無理やりしなければいけない、といものではありません。自分の気持ちを優先して決めることが大切です。

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