あなたは毎朝ご飯食べてる?朝食の重要性
2017/1/10
みなさんは朝食を毎日とっていますか?
実は、わたしたちの3分の1の人が普段朝食を抜いているといわれています。
この記事では、朝食の効果と理想的な朝食についてお伝えします。
健やかな1日のスタートを切るためにも、ぜひ参考にしてみてください。
朝食の効果
健康的な朝食をとることで、一日のスタートに必要なエネルギーを補給し、より速く、より明確に思考するエネルギーを得ることができます。
また、空腹状態による頭痛のリスクも回避することが可能です。なお、ダイエットをしている方が朝食を抜いてしまうと、必要不可欠な栄養素が欠乏しているために一日中空腹を感じ、菓子類を摂取してしまい、結果体重過多となる可能性があります。
毎日しっかりと朝食を取っている人の方が、ダイエットにも効果的です。
朝食は何カロリー摂るのが良いの?
健康な体重を維持するなら、400-600-600のアプローチに従いましょう。つまり、
朝食に400kcal(飲み物とサイドメニューを含む)
昼食に600kcal(飲み物とサイドメニューを含む)
夕食に600kcal(飲み物とサイドメニューを含む)です。
このように食べていれば、健康的な飲み物や軽食を楽しむ余裕が一日を通してあります。なおこのアプローチは、女性の毎日の推奨カロリー摂取量2,000kcalに基づいています。
40gのシリアルは約150kcalです。ミックススライスバナナと200mlのセミスキムミルクを加えて、合計350kcalになります。
朝食を食べて1日を始めれば、午前中に不健康なスナックを食べないで昼食まで過ごすことができますので、目安となる当カロリーをぜひ参考にしてみてください。
朝食では何を食べるのが良いの?
カロリー、脂肪、塩、糖分の多い食べ物を少なくし、果物や野菜を中心に摂取すると、栄養バランスがとれ、健康な体をつくることができます。
砂糖の入った朝食、例えば加工されたシリアルやケーキ、マフィンや砂糖を塗ったトーストなどを食べると、血糖が上がり早くエネルギーを得ることができますが、血糖値は数時間後に下がってしまいます。
結果として、エネルギーがなくなり不快感を覚えます。
安定したエネルギーを得るために、精製されていないでんぷんを主とした朝食をとりましょう。例えば自家製の低脂肪ミルクと少しのはちみつ、小麦のシリアルを果物と一緒に食べたり、卵と全粒や米粉のトーストなどもいいでしょう。全粒で塩分や糖分の少ないシリアルを選ぶようにしましょう。
その他に、摂ると良い食品のアドバイスは以下の通りです。
・全脂肪乳ではなく、セミスキムド、1%脂肪、またはスキムミルクを飲む
・砂糖をコーティングした朝食用シリアルではなく、砂糖を加えない全粒粉の朝食用シリアルを食べる
・朝食用シリアルに砂糖を振りかけるのではなく、生の果物かドライフルーツ(1日に食べるべき5種類の果物や野菜のうちの1つにカウントされます)をかける
・全脂肪のヨーグルトではなく、低脂肪または無脂肪のヨーグルトを食べる
おわりに
「朝食の良さはわかったけれど、起きてすぐにはどうしても食べられない・・・」という方は、起床から少し時間をおき、出かける際に簡単に食べられるような高食物繊維のスナックを用意すると良いでしょう。朝食をとって心身ともにエネルギー溢れる1日が過ごせると良いですね!