任意の予防接種は受けなくてもいいの?

2018/4/24

山本 康博 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 呼吸器内科医

山本 康博 先生

予防接種には予防接種法で定められた「定期接種」と、それ以外の「任意接種」があります。
では、任意接種は受けなくても良いものなのでしょうか? この記事で詳しくみていきましょう。

予防接種には任意接種と定期接種がある

予防接種には予防接種法で定められた「定期接種」と、定期接種以外で日本で受けられる予防接種、または定期接種の期間外に受ける予防接種を「任意接種」があります。

定期接種は国や自治体が勧奨しているワクチンで、定められた期間内に接種する場合は無料(公費)で実施されることが多いです(※多くの自治体では無料で実施していますが、中には有料の場合もあるので、事前に各自治体に確認しておきましょう)。
代表的な定期接種は下記の通りです。

  • B型肝炎ワクチン
  • ヒブワクチン
  • 小児用肺炎球菌ワクチン
  • 麻疹・風疹混合(MR)ワクチン
  • BCGワクチン

一方、任意接種は基本的には有料ですが、自治体によっては公費助成制度が適応となることがあります。こちらも事前に自治体に確認しておきましょう。
代表的な任意接種ワクチンには以下のようなものがあります。

  • ロタウイルスワクチン
  • おたふくかぜワクチン
  • インフルエンザワクチン(生後6か月以降の秋)
  • 狂犬病ワクチン
  • DPT-IPV(四種混合)ワクチン

任意の予防接種は受けなくてもいい?

任意接種ワクチンは接種するかどうかの判断が接種を受ける側(赤ちゃんの場合は保護者)に任されているワクチンですが、決して重要度が低いということではありません
受けるかどうかは病気を発症して重症化した際のリスクや治療費も考慮して決めましょう。

おわりに:「任意ワクチン=重要度が低い」ではない!

任意ワクチンを接種するかどうかの判断は接種を受ける側(赤ちゃんの場合は保護者)に任されていますが、任意ワクチンの医療的な重要度が低いわけではありません。
将来病気になって治療が必要になったり重症化した場合のリスクも含め、じっくり考えてから決めるようにしましょう。

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