足底筋膜炎の痛み改善にサポーターは効く?

2018/7/26

山本 康博 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 呼吸器内科医

山本 康博 先生

足底筋膜炎は、少し痛いかな・・・と感じる状態で無理してしまうと、歩くのもままならないほど強い痛みが襲ってくることもあります。
この記事では、足底筋膜炎に対するサポーターの効果と、足底筋膜のケアで使えるマッサージの方法について解説していきます。

足底筋膜炎の痛みにサポーターは効果ある?

足の裏の痛みは足底筋膜炎が原因のこともありますが、外反母趾やモートン病、腰椎椎間板ヘルニア、糖尿病性神経障害など、他の原因も考えられます。
まずは何が原因で痛みが発生しているのかを探し出すことが大切です。痛みの原因がわからないままサポーターをつけていても、まったく効果が出ないどころかサポーターをつけたことで痛みが悪化してしまう恐れもあります。
必ず整形外科を受診して、痛みの原因を特定してもらいましょう。

また、サポーターの目的は、あくまで負担を減らして痛みを軽減することです。治癒の助けにはなりますが、根本治療ではありません。あくまで補助的なものとして使用するものということを理解しておきましょう。

自分でできる、足底筋膜炎の痛みケア方法はある?

足底筋膜炎の痛みをケアする方法として、おすすめしたいのはふくらはぎのマッサージです。ふくらはぎを柔らかくすると、足底筋膜への牽引力を弱めることができ、痛みが緩和することがあります。
自分でできる、ふくらはぎマッサージ方法をご紹介します。

ふくらはぎマッサージのやり方

  1. 座った状態から、痛みを感じる足の膝を曲げる
  2. 両拇指を自分のふくらはぎの中央に当て、膝の裏の下からマッサージを始める
  3. ふくらはぎの中央を指で押し、気持ちいいと感じる強さで圧迫する
  4. 5秒ぐらい押し続けたら一度手を離し、老廃物を流す
  5. 少しずつ手をアキレス腱に向かって動かし、指圧を繰り返す(目安は5か所ほど、3往復)

押す場所は、合陽・承筋・承山の3つのツボと、押すと固く感じる部分を意識して押してみましょう。強すぎたり押しすぎたりすると、反対に痛みが強まってしまう恐れがあるので、気をつけながらマッサージしてください。

おわりに:痛みの原因を特定した後は、セルフケアも取り入れながら治療を進めていこう

サポーターでのケアも、マッサージでのケアも、自分でできるセルフケアです。痛みの根本的な解決にはなりませんが、普段の生活でも痛みを感じてつらい場合は、治療の補助のひとつとして実践してみましょう。ただし、痛みの原因を特定することが一番大切なので、痛みが長く続く場合は必ず整形外科を受診しましょう。

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