記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/10/4
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
アレルギー反応や皮脂の過剰分泌、乾燥など、湿疹ができる原因はさまざまですが、湿疹の発生にはストレスが関係していることもあるといわれています。
今回はストレスが原因の湿疹について、ストレスと湿疹の関係性や、ストレスで湿疹ができてしまったときの対処法を解説していきます。
ストレスが原因で起こる湿疹は「ストレス性皮膚炎」とも呼ばれ、強いストレスに身体が対応しようとした結果、引き起こされる湿疹であると考えられています。
ストレスが湿疹を引き起こす流れは、以下の通りです。
ストレスによってできた湿疹を治すには、ストレスを軽減して心身への負担を減らすこと、そしてかゆみや湿疹そのものへの対症療法を併用するのが効果的です。
以下に、ストレス性の湿疹を治すための「ストレスの軽減」と「湿疹への対症療法」の方法を解説しますので、参考にしてください。
湿疹の原因であるストレスを軽減し、心身への負担を減らすことが根本治療となります。ストレスの原因がはっきりしている場合は、その原因を取り除いたり、距離を置いたりして、ストレスから距離を置くようにしてください。
また、湿疹が出てしまうほど強いストレスをため込まないように、こまめにストレス発散できる方法を見つけておくのも良いでしょう。
湿疹をかいて傷つけると、肌への刺激とストレスが高まり、悪化の原因となります。
かゆみがあっても湿疹をかかないように気を付け、かゆくてたまらないときは患部を冷やす、または病院で抗ヒスタミン薬やステロイド剤を処方してもらって塗りましょう。
皮膚や身体的な疾患・感染症以外にも、ストレスによって湿疹ができることがあります。ストレスはホルモンや自律神経などさまざまな器官に影響を与え、皮膚にも湿疹というかたちで異常をきたすのです。ストレス性湿疹の治療は、ストレスの緩和とかゆみなどへの対症療法が基本になります。ストレスが原因と疑われる湿疹が出ている場合はまず皮膚科医に相談して、原因の特定と治療のアドバイスをしてもらいましょう。
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