パ-トナーがコンドームを使ってくれない・・・どうしたらいい?

2017/3/30

山本 康博 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 呼吸器内科医

山本 康博 先生

性行為をするときは、お互いに妊娠や性感染症(STI)から身を守ることが必要です。コンドームなしでセックスをするのは、使用したくないいくつかの理由があるのかもしれません。コンドームを使わないと主張する言い訳と、その対処法をお教えします。

言い訳① 自分は健康だからコンドームはいらない

どのように健康であるかは問題ではありません。無防備なセックスをしていると、STIに感染し、望ましくない妊娠をする危険性があります。そんなことは起こらないと思うのはまちがいで、かんたんに起こりうるのです。STIは、外見では感染しているかどうかを知ることはできません。

言い訳② 自然が好きだからコンドームを着用したくない

コンドーム使用のセックスでも、良質なコンドームを使うことで自然に感じることができます。男性の中には、コンドームを使用すると勃起(ぼっき)が長く続く人もいます。コンドームなしでセックスするのは当然と思っていると、あなたと彼氏は感染の危険にさらされることになります。

言い訳③わずらわしいので、コンドームを着用したくない

これに対するあなたの回答は「コンドームを使用するのに悩まされたくないなら、私はセックスすることで悩まされたくありません」でしょう。コンドームを使用するほうが、不快な症状を示すSTIを治療するために病院へいくよりも簡単なことです。

言い訳④ 好きではないから、コンドームを着用したくない

過去に嫌な経験をしていると、コンドームが好きではない人もいます。おそらく、彼氏はコンドームを使うと勃起の継続ができなかったり、使うのが難しいと感じたからでしょう。また「コンドームは好きではない」とほかの人が言っていたので試したことがないかもしれません。

言い訳⑤敏感でなくなるから、コンドームを着用したくない

過去にコンドームで感度が落ちたときは、薄いコンドームを探してください。非常に薄く、身に着けていないように感じることができます。あるいは、あなたと彼氏の感度を高めるためにテクスチャード加工のコンドームもあります。感度を低下させるコンドームが好きな人もいて、あまりに早く射精することを恐れている人には最適でしょう。

言い訳⑥ コンドームを使うのを忘れた

酔っ払うことは、コンドームの使用を忘れることの最も多い理由の1つです。危険性についてどれだけ知っていても、アルコールを多量に飲むと無防備な性行為の結果を顧みなくなります。ベッドにコンドームの箱を置き、外出するときには一緒にいくつかをもっていきましょう。セックスを予定していない場合でも、念のために夜の初めにバッグやポケットにコンドームを入れておきましょう。

言い訳⑦ 自分のパフォーマンスに影響するからコンドームを着用したくない

コンドームをしていると勃起の継続が難しい人もいます。勃起が始まってからコンドームの心配をすると勃起が萎えてしまうため、コンドームと勃起を関連付けようとします。彼氏が何を考えているのか心配する人もいます。コンドームを着用しながらセックスを楽しむことを学びましょう。コンドームつけてオナニーをしてオーガズムを得られるようにすると、次回セックスをしたときにも自信をもてるようになります。彼氏とコンドームを着けることは、中断ではなくセックスの楽しい一部分にすることです。

言い訳⑧ 大事な瞬間を台無しにするので、コンドームをつけたいと思わない

コンドームをつけてあげたり、コンドームをつけてオナニーすることができれば、興奮が中断することはありません。

言い訳⑨ 傷になったり小さすぎるのでコンドームをつけることができない

コンドームにはさまざまなサイズがありますので、適切にフィットするコンドームを簡単にみつけることができます。

言い訳⑩ 避妊手術・精管切除手術を受けたのでコンドームは必要ない

男性が避妊手術をしていようとしなかろうと、無防備なセックスをすることはSTIに感染したり、パートナーを感染させます。

言い訳⑪ 自動販売機のコンドームを買う小銭がない

いつもコンドームを自宅に置き、出かけるときに必ずコンドームを持ち歩いて準備しておきましょう。

言い訳⑫ お互いをよく知っているのでコンドームはいらない

多くのSTIは目立つ症状がなく長い間発見されないことがありますので、危険性がないわけではありません。

言い訳⑬ アレルギーがあるので、コンドームをつけることができない

非常に少数の人にしかコンドームにアレルギーを起こすことはありません。アレルギーの原因とならないコンドームがあるので、アレルギーは無防備な性行為をする言い訳にはなりません。

おわりに:コンドームは、転ばぬ先の杖

予期せぬ妊娠やSTI感染を予防するためには、コンドームが必要不可欠です。彼氏がコンドームを使いたくないというのは、ほとんどの場合「言い訳」にすぎませんね。

セックスを愉しむためにいろいろな種類のコンドームを試してみることです。コンドームがセックスをすることの一部になるようになれば、より安全なセックスライフが送れるでしょう。コンドームを選ぶときには「安全基準マーク」のついたものを使うことも忘れないでくださいね。

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