高齢者に特に多いむずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)に要注意!

2017/1/18

何もしていないときに足が、むずむずしたりかゆくなったりすることってありませんか?それはもしかしたら下肢静止不能症候群(RLS;むずむず脚症候群)かもしれません。症状によって、寝不足や別のケガなどを引起す可能性もあるこの病気について解説していきます。

むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群下肢静止不能症候群(RLS)とは?

むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)は、症状を説明するのが難しい病気といわれています。座ったり寝転んだりしたときに足に強い不快感があらわれます。
足が気持ち悪くて、気を紛らわせるために散歩したくなることもあれば、かゆみや火照りを感じて寝たり長時間座るのがつらいと感じてしまうこともあります。
足を動かしてみると、不快な気分は数分間は消えてくれますが、再び座ったり横になったりすると、その不快感が再発します。さらに、寝るときに痙攣することもあります(睡眠時周期的脚運動またはPLMSとも呼ばれます)。

年齢性別問わず症状が起こってしまいますが、加齢とともに悪化し、特に高齢者が悩まされることが多く、睡眠や歩行を妨げたり、また不快感も生じることがあります。
妊娠、鉄欠乏性貧血、腎不全などほかの病気とも関連して症状があらわれることもありますが、基本的には原因不明です。遺伝性とも考えられていて、家族間での遺伝が起こる可能性もあります。

症状を率直に伝えることが大事です

病院ではこの症状に対し、医師からの質問に答えたり、感じている不快感(いつ始まるか、どうすれば不快感が収まるかなど)を説明したうえで診断されます。遺伝の可能性を知るため、家族で同じ症状を持っている人がいるか尋ねられることもあります。

治療では、常用薬の変更や生活習慣の改善、パーキンソン病の治療薬や鉄分補給薬、睡眠補助薬、筋弛緩薬、鎮痛薬が有効と考えられています。場合によっては、抗けいれん薬も有効です。
多くの症例では、治療効果を最大限発揮するため、複数の薬を組み合わせています。そのため、その人に最も効果的な組み合わせが見つかるまで、いくつかの薬を試験的に処方することもあります。また、服用している薬(市販薬を含む)についても医師に伝えるようにしてください。特定の薬はRLS症状を悪化させることがあり、該当する場合には別の薬を処方してもらう事ができます。

病院に行った際には、自分の気持ちを医師に伝えてみるようにしてください。そうすることで、さまざまなリラクゼーション法や薬を提案してもらうことができます。また遺伝する傾向があるため、親戚と話し、類似の症状をもっているかを知っておくのが望ましいかもしれません。

何かに集中して、不快感から気をそらすのが効果的

症状がある場合は、以下を行うと不快感が和らぐのでふだんから試してみてください。
・軽い症状の場合は、痛み止めを使用してけいれんや不快感を抑制してください
・アルコール、カフェイン、タバコを断ちます
・リラックスできるように、就寝前に入浴し、足をマッサージしてください
・就寝前のリラックス法として、瞑想やヨガなどもお勧めです
・温湿布や冷湿布を当てると、足の感覚を和らげることができます
・眠くなるまで読書をしたり、クロスワードパズルをしたりして、気をそらすようにしてください
・中程度の運動が有効と考えられますが、激しい運動や遅い時間帯の運動は症状を悪化させることがあります
・毎日同じ時間に就寝・起床してください。十分な量の睡眠を取るようにしてください。

歩行や睡眠に影響したら早めに病院に

足の不快感が、歩行や睡眠に影響すると、日常生活が大変になってしまいます。ひょっとすると、ただの足のかゆみかもしれない、なんて思ってしまうかもしれませんが、少しでも生活に支障をきたすようであれば早めに病院に行って治療をうけましょう!

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