記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2019/9/6
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
1型・2型糖尿病の他に、二次性糖尿病と呼ばれる糖尿病があることはご存知でしょうか。今回は二次性糖尿病やその原因などをご紹介します。
二次性糖尿病とは、1型や2型糖尿病とは異なり、他の病気に伴って引き起こされる糖尿病です。肝疾患や内分泌疾患などのほかに、これらの病気の治療で使われる薬による副作用などによっても発症するといわれています。
二次性糖尿病は、以下のような膵臓や肝臓、内分泌系の病気や薬の影響、感染症や自己免疫疾患などが原因で発症します。
また、サイアザイド系の利尿薬はインスリンの分泌を低下させるといわれています。このため、薬の服用は必ず医師の指示の下で行うようにしましょう。
二次性糖尿病の治療は、糖尿病の治療を行いながら、二次性糖尿病を引き起こしている元の病気も治療することといわれています。元の病気が快方に向かうことで二次性糖尿病の多くは安定していくと考えられています。
二次性糖尿病は、肝疾患や内分泌疾患など、さまざまな病気が原因で引き起こされることがあります。元となっている病気を治療することで二次性糖尿病が改善することもありますので、医師と相談しながら適切な治療を進めていきましょう。