記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2020/4/21
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
仕事のミスや大事な人とのケンカ、思いがけないハプニングなどに直面すると気持ちがふさがり、憂うつを感じることも。この記事では、平常心を取り戻して回復するための解消方法や、落ち込んだ気持ちとの向き合い方についておすすめの方法を紹介します。
心配事や悩みがあるときに落ち込んだり気持ちがふさがるのは人として正常な反応です。2、3日気分が落ち込んだ状態が続いたからといって、うつ病だとは限りません。
人の脳と体は、トラブルが起きたときに精神面に変化を起こすようにできています。たとえば気分が滅入る、落ち込む、イライラするなどです。気持ちの変化には自律神経である交感神経と副交感神経の働きが大きく関わっています。
気分が落ち込んでいるときは、気分転換をはかるのがおすすめです。
気分の落ち込みが3日程度で和らぐ場合はうつ病ではない可能性が高いですが、強い憂うつ感が一日中続いてつらい、気分が塞ぎ込んだ状態が2週間以上など長期的に続く場合はうつ病の可能性があります。下記のうつ病チェックリストのなかで複数の項目に当てはまり、その状態が2週間以上続いている場合は医療機関や専門家の受診をおすすめします。
精神的な症状は気候や気圧、ホルモン、何らかの病気などのさまざまな要因によって引き起こされている可能性があります。気になるときは自己判断で済ませずに、プロの力を借りましょう。
気分の落ち込みは誰にでも起こることですが、落ち込んだ状態が長続きするのはつらいものです。出来事の捉え方を変えてみたり、生活習慣を見直したりしてもつらさが続く場合は、念のため医療機関や専門家に相談しましょう。