ダイエット中じゃない人も必見!運動するメリットとは
2017/6/12
「ダイエットをしているわけでもないし、運動する必要がない」・・・あなたはそんな風に思っていませんか? 実は運動することは減量や体型維持以外にも、筋肉や骨などの身体機能を強くする・心臓病のリスクを低げる・うつ病になりにくくなるなど、嬉しい効果をもたらしてくれます。
ここでは、運動のメリットについて見ていきましょう。
メリットたくさん!運動の効果とは
定期的な運動を続けると、以下のようなことが期待できます。
・血圧とコレステロールを下げる
・心臓病や脳卒中のリスクを下げる
・カロリーを燃焼し、減量や体重維持に役立つ
・日常生活のための活力を増やす
・よく眠れるようになる
・ストレスを和らげる
・心臓を強化し、血液循環を改善する
・筋肉や骨を強化する
・関節を柔軟にする
・バランスが改善する
・うつ病の症状を軽減する
運動の習慣を築くことで、心肺機能の向上、重病のリスクの軽減、筋肉や骨の強化と、様々なメリットがあります。気分が落ち込んでいる場合にはストレスを減らし、気分を高めてくれますし、心拍数が上がって身体が温まるため、肺がより活発になります。
また、ダンスやスポーツなど今までやったことのないことに取り組めば達成感を味わえます。さらに、「新しいことができるようになった!」という自信も持てるでしょう。
おすすめのエクササイズ
運動と言っても、長時間の有酸素運動やアスリートのような厳しいトレーニングを行わなくても良いのです。以下のメニューなどを参考にして、ぜひ生活に運動を取り入れていきましょう。
家事をエクササイズの時間にする
窓拭きや床磨きなども工夫次第で運動になります。たとえば、掃除機をかけるときはできるだけ細かい動きで、部屋の隅々まで掃除するようにしてみてください。そうすれば体を適度に動かしながら部屋もきれいになり、一石二鳥です。
意識的に歩く
・近所への移動に車やバイクを使わない
・階段を使わない
・最寄り駅の1つ手前で降りる
・夕食後に15分ほど散歩するなど
子供と一緒に遊ぶ
子供が居る場合におすすめなのは、一緒に遊ぶこと。
まず、子供は走り周って遊ぶのが好きです。日中に思いっきり遊ぶことで、夜の寝つきも良くなるのもうれしいポイントです。また、実際に5歳から16歳までの子供は、心臓が通常よりも速く鼓動する身体活動を少なくとも毎日60分を行うことが奨励されています。毎日つづけることで、蓄積カロリーを押さえ、癌や2型糖尿病、心臓病につながる余分な脂肪を体内に蓄えないことができます。また、骨を健康に保ち筋力と柔軟性を強化する働きもあります。
現代人のほとんどが運動不足!?
現代人の問題のひとつとして運動不足が挙げられます。技術の進歩によって快適な生活を送ることができるため、活発に動く機会が減っているのです。移動には車や公共交通機関を利用しますし、服を洗うのは洗濯機、さらにテレビやコンピュータの前で座ったまま(ときにはスナック菓子を食べながら)娯楽を楽しむことができ、家事、買い物、その他の必要な活動は、以前よりもはるかに楽になりました。さらに、体をほとんど動かさない仕事に就いている人の割合も多く、一昔前よりも消費するエネルギーが明らかに少なくなっています。ある研究では、成人の多くが仕事中や移動中、あるいは余暇の時間も1日7時間以上座って過ごしているということが明らかになっています。特に65歳以上の人々は、毎日10時間以上座る・横になるなど、最も座っている時間が長い年代です。
座りっぱなしのライフスタイルの問題点とは?
動かないことは「サイレントキラー」と言われ、長時間座ったままで過ごすことは健康に悪影響を及ぼします。 活動レベルを上げるだけでなく、そもそも座って過ごす時間を減らす必要があるのです。たとえばテレビを見る、コンピューターを使う、車で移動する、座って読書する、会話や音楽を聞くなど。このような行動は、心臓病・脳卒中・2型糖尿病・体重増加・肥満といった慢性疾患のリスクを高める可能性が高いです。健康的な暮らしを送るためにも、生活スタイルに合っており日常でも簡単にできる・・・そんな手軽な運動を少しでも取り入れていきましょう。
おわりに
運動することは、おそらく私たちが考えている以上に、健康的な生活を送るために欠かせない方法のひとつです。運動不足を解消するためにも、意識的に体を動かす習慣をつくりましょう。