記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2017/8/8
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
「痩せるためにはどんな食べ物を取ればいいのか」
これはきっと多くのダイエット中の方が抱く疑問です。
そのような食べ物に関する情報は様々ありますが、本当に効果のある食べ物は何なのでしょうか。
今回の記事では、痩せるために摂るべき食べ物を正確な情報とともに紹介します。
痩せるためには、健康的な食事を摂ることも大切です。以下のような栄養素を含む食材を使用しましょう。
タンパク質は、筋肉を含む体の修復と維持するのに役立ちます。良質なタンパク質は魚、牛肉、鶏肉、卵、チーズ、豆類などです。
脂質は重要な要素ですが、摂り過ぎると高脂血症や心臓病の原因となるので注意する必要があります。摂取する糖質は良質なものを選ぶようにしましょう。
炭水化物はすぐに使えるエネルギー源となり活力のもとになります。摂るべき良質な炭水化物は、穀物、果物、野菜、豆類などです。 クッキーなどの菓子類やジュースなども炭水化物を多く含みますが、脂質を多く含む一方、栄養価は低いので避けましょう。
ビタミン
ビタミンは体内の化学反応を助けます。一般に、ビタミンは体内で作ることができないため食事から摂取する必要があります。ですが、摂り過ぎは体に良くないので注意しましょう。
ビタミンと同じく、ミネラルも体内で作ることができないため食事から摂る必要があります。
水にはカロリーや栄養はありませんが、水は体の55%から65%を占めており、とても重要なものです。
健康的に痩せるには、栄養素を多く含む食べ物や満腹感を持続させてくれる食べ物など、痩せるために摂ると良い食べ物を摂った上で、上記の栄養素を含むバランスの良い食事を摂ることが効果的です。以下が具体的な痩せるために良い食べ物です。
グレープフルーツは水溶性繊維を含むので、消化に時間がかかり満腹感を維持することができます。食事の前にグレープフルーツを少し食べるか、グレープフルーツジュースを1杯飲むようにすると、食事中のカロリー摂取を減らすことができるかもしれません。
スイカやリンゴ、ナシなどの果物は、水分を豊富に含むため満腹感を得やすい果物です。食物繊維も多く含みます。デザートなどで取り入れるのも良いでしょう。ただし糖質も多いため適量にとどめましょう。
ベリー類も、水分と食物繊維を豊富に含むため満腹感が長続きします。ベリー類は糖質の量が少なく様々な抗酸化物質が多く含まれておりおすすめです。
ギリシャヨーグルトは、近年注目を集めているヨーグルトです。他のヨーグルトと比べてほぼ2倍のタンパク質を含んでいます。また、消化に時間がかかるため満腹感が長続きします。
キヌアも、近年急速に注目されているダイエットに効果的な食品です。非常に栄養価が高い食品で、この全粒粉カップ1杯分にはタンパク質約8gと食物繊維約5gだけでなく、鉄、亜鉛、セレン、ビタミンEなどが含まれています。
シナモンは、血糖値を安定させ、食欲を抑える効果があります。コーヒーや紅茶、ヨーグルトなどに入れて摂るのが良いでしょう。
ナッツは、タンパク質、食物繊維、良質な脂肪分などを多く含んでいます。コレステロール値改善効果もあります。
緑茶は脂肪燃焼特性があります。日常的に緑茶を飲む習慣をつけると良いでしょう。
いかがでしょうか?
効果的に痩せるには、バランスの良い食事を基本にした上で、ご紹介した食べ物を日頃から意識して摂ることが大切です。是非、食事に取り入れてみて下さい。きっと健康的に痩せられるはずですよ!