記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/5/14 記事改定日: 2019/10/15
記事改定回数:1回
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
「置き換えダイエット」をご存知ですか?
一日の食事のいずれかを決まったものに置き換えることで、効率的に痩せていくダイエット法で、その手軽さから人気を集めています。
今回はこの置き換えダイエットのリバウンドを防ぐ方法について解説していきます。
置き換えダイエットとは、その名の通り、食事をダイエット用の食品に置き換えるダイエット方法です。
ダイエットのために食事を抜いてしまうと必要な栄養素やエネルギーが足りなくなってしまいます。
置き換えダイエットの場合、カロリーを抑えた上で栄養バランスにも配慮されたダイエット食品を使うので、単に食事を抜くよりも健康的であるとされています。
いろいろなやり方がありますが、1日3食のうち1〜2食のメニューを置き換えて行うのが主流となっています。
などの商品をいつもの食事と一部置き換え、摂取カロリーを抑えます。
置き換えダイエットの成功には、まず無理をしないことが大切です。
いきなり夕食全部を置き換えようとしたり、2食を一度に置き換えようする「急激な置き換え」は長続きしません。
まずは朝食から置き換えてみて、慣れたら増やしたり、昼食や夕食の置き換えに変えてみたりすると良いでしょう。
また、置き換えダイエットをしているからといって、置き換え食以外の食事はなんでも食べていいというわけではありません。
栄養バランスが偏りやすい丼ものや麺類などは避け、サラダなどがついているセットや定食を選ぶようにしましょう。
食べるときは
ことを心がけてください。よく噛んで食べると満腹感が上がり、過食を防ぐことができます。1口で30回噛んでから飲み込むなど、決まりを作って食事をするのも良いでしょう。
置き換えダイエットは上でも述べたように非常に効果が高いダイエット法で、短期間で減量に成功したという人も多くいます。
しかし、食事の置き換えをずっと続けるのは困難であり、通常の食事に戻したとたんにリバウンドしてしまったという声が多いのも事実です。
リバウンドを防ぐには、急激に元の食事に戻すのではなく、徐々に摂取カロリーを増やしていくのがおすすめです。また、ダイエットは食事制限のみに頼らず、基礎代謝をアップしてカロリー消費を増やすよう適度な運動をするのもポイントといえます。
そのためには、置き換えダイエットをしている最中だけでなく、終わった後も適度な有酸素運動やストレッチなどのエクササイズを行うようにしましょう。
置き換えダイエットは、手軽に摂取カロリーを減らすことができるダイエット方法です。しかし、方法を間違えるとうまくいかなかったり、リバウンドしたりしてしまいます。方法に気をつけて、置き換え終了後にリバウンドしないように気をつけましょう。