記事監修医師
産業医科大学第1外科
佐藤 典宏 先生
2017/3/23 記事改定日: 2019/8/23
記事改定回数:1回
記事監修医師
産業医科大学第1外科
佐藤 典宏 先生
もっと幸せで、もっと気持ちいいセックスをすることは、すべてのカップルにとっての理想だと思います。この記事では、最近マンネリ気味というカップルも、今のセックスに満足しているカップルにも参考になる、気持ちのよいセックスのヒントをご紹介します。
まず、「オルガスムに達するところまではいかない(挿入を伴うセックスはしない)」期間を決めてください(たとえば、1週間)。
最初はキスをして抱き合うだけにしましょう。徐々に、触れる、撫でる、マスターベーションをする、オーラルセックスをするなど、快感の度合いを上げていきましょう。ただし、オルガスムは避けてください。この期間は、セックスしたときに感じられる、あらゆる感度を高める上で非常に大切です。
マッサージは、官能的なセックスをするために効果的です。前戯としてゆっくりとマッサージを始め、興奮の高まりに合わせて、お互いの肌により触れていきましょう。
セックスに繋がらない普通のマッサージも、幸せで気持ちいいセックスに繋がります。あなたとパートナーの体がなじみ、ストレスを減らし、親密さを再確認できるようになります。ただ、マッサージをそのままセックスにつなげたくない場合には、あらかじめパートナーに話しておいて、誤解を避けるようにしましょう。
触覚だけではなく五感すべてで楽しむことができるのが、幸せなセックスです。香料入りのマッサージオイル(ラテックス製のコンドームに油が入らないようにしましょう、コンドームが傷つく危険があります)やBGM、柔らかい光を灯すろうそくを使いながら、パートナーの息遣いや周りの音を聞けば、官能的な雰囲気に浸れます。キスしながらお互いを味わってください。お互いが望むなら、食べ物(イチゴのようなみずみずしい食べ物)を取り入れ、お互いに与え合って味わうのも効果的です。
とるに足らないことでも、お互いにささやき合うとさらにスリルが加わります。なにも前戯やセックスの間だけである必要はありません。電話口でセクシーにささやくだけでも、何時間も何日もセックスの日を楽しみにできます。
あなた自身がするのでもパートナーとするのでも、マスターベーションは幸せで気持ちいいセックスのために非常に効果的です。自分のカラダと性感帯を把握し、パートナーと情報を共有しましょう。たとえばマスターベーションするのを見せてもらえば、どうすればパートナーが感じるのかがわかります。挿入を伴うセックスが好きではない場合も、マスターベーションは効果的です。
お互いに抵抗がなければ、大人のおもちゃを使うのも刺激的です。セックスを楽しむために、バイブレーターを使うカップルもいます。これまで一度も使ってみようと考えてみたことがないなら、この機会に試してみるのもおすすめです。インターネットでも購入できます。
世の中には、セックスのアイデアを載せた本もたくさんあります。年齢や性別、性的指向、好みに合った本もきっと見つかるでしょう。
セックスに関しては、誰もが独特な願望や好みを持っています。「耳たぶが感じる」「お尻を触られると気持ちいい」など、何でもパートナーと話し合いましょう。お互いに嗜好がわかっていれば、セックスのときに気持ちよさや幸せを実感しやすくなるでしょう。
汗や性器の臭いが強烈だと、セックスのときに影響することもあります。パートナーのためにも、毎日カラダや性器を洗って清潔を保ちましょう。
愛するパートナーとの幸せなセックスは、人生において最も素晴らしい体験のひとつです。最高のセックスをするためのアイデアは、セックスのことを考えていないときに思いつくことがあります。パートナーと一緒にリラックスすることも大切です。
この記事で紹介した方法は、「そんなことだけで効果があるの?」と思ってしまうくらい簡単にできるものばかりだったと思います。ぜひ試してみてください。