心筋症

2017/3/21

山本 康博 先生

記事監修医師

東大医学部卒、独立行政法人国立病院機構東京医療センター

山本 康博 先生

概要

心筋症は心臓の筋肉の病気です。 原因は多く考えられ、 冠動脈疾患(動脈閉塞)、高血圧、感染症、特定の医薬品、糖尿病、甲状腺疾患またはアルコール乱用によって引き起こされる可能性があります。

まれに心筋症は、妊娠の最後の3カ月間、または産後の数カ月間に起こることがあります。

症状

心筋症の症状は、心不全の症状と同じである可能性があります。 これには以下の症状が関連します。

・息切れ
・疲労
・咳
・呼吸障害(特に横になっているとき)
・足、足首および脚の浮腫(腫脹)
・腹部膨満
・胸の痛み
・めまい、ふらつき、失神

診断

かかりつけ医は、ご自身と家族の病歴について質問します。 家族のだれかが心筋症や別の心臓病を抱えているのかを医師に伝えることが重要です。 これらの病気は家族内で発症しますので、念のため心臓と血液について検査を行います。

治療

高血圧がある場合は血圧をコントロールする薬を処方します。

喫煙やアルコールは止めるようにしましょう。過体重または肥満の場合は、体重を減らす必要があります。 身体活動は健康的なライフスタイルですが、どのような運動プログラムが良いのか医師に確認する必要があります。

医師は、心筋症を治療するための薬を処方することがあります。1日に摂る塩分を2,300 mg以下に抑えることを提案することがあります。 また、ナトリウム摂取は高血圧や心臓病に関係します。

心不全がある場合、心臓が正しく機能するようにペースメーカーが必要になるときは、からだに機器を配置する手術が必要になります。
心筋症のある重篤な症例では、心臓病専門医とかかりつけ医の判断で心臓移植が必要な場合があります。

医師に質問するための事項

・心筋症の原因は何ですか?
・心筋症の原因となっている別の病気がある場合、治療すれば症状が治まるでしょうか?
・最良の治療法は 薬でしょうか? 手術でしょうか?
・ライフスタイルを変える必要がありますか?
・現在、(私は)心不全の危険にさらされていますか?
・心臓移植が必要ですか?

この記事に含まれるキーワード

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