セルフケアのヒント―突然現れる「アレ」をなんとかしたい

2017/2/23

佐藤 典宏 先生

記事監修医師

産業医科大学第1外科

佐藤 典宏 先生

さっきまではなかったはずなのに、突然できるにきび。寒気がしたと思ったとたんやってくる咳や鼻づまり。よくある不調だから病院に行くほどじゃないけれど、周りの目も気になるしなんとかしたい……。ここではそんな、よくある不快な症状を改善するために自分でできるケアのヒントをご紹介します。

咳は通常、カゼやインフルエンザといったウイルスによって引き起こされるのが一般的です。したがってほとんどの場合、免疫システムがウイルスを撃退すれば、治療をしなくても咳は出なくなります。

セルフケアのヒントは以下になります。

水分を摂る

水分をたくさん摂りましょう。飲むのは水がおすすめです。

トローチをなめる

手元にトローチがないときや、薬局に行く体力がない場合は、蜂蜜とレモンをお湯で割ったものを飲んでみてください。

禁煙する

タバコを吸うことで咳がひどくなる可能性があります。

市販薬を服用する

市販薬には、鼻づまり、熱、頭痛といったカゼの症状を和らげるのを助けるものがあります。薬剤師にアドバイスをもらいながら、自分の症状に合うものを選んでください。なお、ウィルス性のカゼに抗生物質は効かないので、ご注意ください。

3週間以上経っても咳が続いている場合や、咳が徐々にひどくなっている場合は、医師の診察を受けてください。

鼻づまり

体が体内にあるウィルスとの闘いを終えると、あえて治療しなくても鼻づまりが数日で改善します。カゼなどのウイルスに抗生物質は効かないため、症状が出た場合は薬剤師が処方する薬を飲む以外にできる手立てはありません。

セルフケアのヒントは以下になります。

市販の鼻づまり薬を服用する

鼻の内部の膨張した血管を収縮させることで、鼻づまりを和らげることができます。鼻づまり薬は、1回につき5日から7日以上使用しないでください。この薬を長い間使用し続けると、症状がもっとひどくなる場合があります。

鼻から湯気を吸う

鼻から湯気を吸い込むと、鼻の粘膜が柔らかくなって鼻のとおりが改善することがあります。お好みで、お湯の中にメントールやユーカリ油を加えると、スッキリした感じがさらに増すと思います。

症状が長引く場合はほかの病気の可能性があるので、薬剤師に相談するか医師の診察を受けてください。

にきび

にきびは、顔にできることが最も多いですが、背中、肩、臀部にできることもあります。揚げ物やチョコレートがにきびの原因になる、もしくは悪化させるという証拠はありません。また、日光がにきびを増やすという証拠もありません。

セルフケアのヒントは以下になります。

つぶさない

にきびをつまんだり、潰したりしないでください。痕が残る場合があります。

ぬるま湯で洗う

お湯の温度は低くして、薬局やドラッグストアで販売している低刺激の洗浄料を使って洗いましょう。洗顔は1日2回以上せず、また、ごしごしこすりすぎないようにしてください。

にきびを作りにくい化粧品を使う

オイルフリーまたはウォーターベースの化粧品を使ってください。また、「にきび予防」との記載がある化粧品を使うのもおすすめです。

市販の商品でも症状が改善しない場合は、医師の診察を受けてください。

おわりに

にきびや咳、鼻づまりは、2週間前後で症状が改善されると思いますが、しつこく繰り返したり、思った以上に長引く場合は、別の病気が潜んでいる可能性があるので、医師の診察を受けてみてください。

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