ダイエット中におすすめの飲み物は?飲まないほうがいいものもある?

2017/5/22 記事改定日: 2019/9/19
記事改定回数:1回

前田 裕斗 先生

記事監修医師

国立成育医療研究センター フェロー

前田 裕斗 先生

ダイエット中は食事のカロリーが気になると思いますが、飲み物にもカロリーがあることを忘れていませんか。砂糖が多く入った炭酸飲料はさわやかで美味しいですが、カロリーが高くダイエットにいいとはいえないうえ、健康にも良い影響を与えていません。この記事では、炭酸飲料が健康に与える影響とダイエット中にお勧めの飲み物についてご紹介します。

ダイエット中におすすめの飲み物は?

こまめに水を飲むことで満腹感を感じやすくなり、食べすぎを防いでくれます。体内の老廃物の排出も促進してくれるので、代謝の向上にも効果があるといわれています。

緑茶

緑茶は抗酸化物質を多く含み、がん、心臓病、高血圧、腎臓結石、虫歯になるリスクを減らしてくれる効果が期待できるといわれています。

赤ワイン

赤ワインは、適量であれば心血管疾患のリスクを軽減するといわれています。さらに、赤ワインは心臓発作やアルツハイマー病、さらにはがんの発症リスクまでも低下させる可能性があるといわれています。

コーヒー

カフェインの摂りすぎは良くありませんが、1日1杯以上のコーヒーを飲む人は、飲まない人より脳卒中のリスクが低くなるといわれています。また、コーヒーを飲む人は、心臓病、糖尿病、および特定の種類のがんを発症するリスクが低くなる可能性があることも報告されています。ダイエット中は砂糖を入れすぎないようにする、ミルクを低脂肪のものに変えるなどの工夫をしましょう。

炭酸水を使ったジュース

無糖の炭酸水と100%ジュースを混ぜて炭酸ジュースを造れば、市販の砂糖が多く入った炭酸飲料より健康的な飲み物ができます。混ぜるジュースとしておすすめなのは、クランベリー、ザクロ、またはブドウといった濃厚な酸味のあるジュースです。

クランベリージュースには尿路感染症や腎臓結石を予防する可能性があることが明らかになっており、ザクロジュースにはビタミンCとビタミンBを豊富に含んでいます。そしてブドウジュースには、脳や血管を守る効果がある抗酸化物質が含まれています。

ダイエット中に炭酸飲料を飲んでもいい?

これまでサイダーなどの炭酸飲料を飲むことが多かった人の場合、ここまででご紹介した飲み物では物足りなく感じるかもしれません。でも、以下の理由で、ダイエット中は炭酸飲料を控えたほうがいいと言われています。

栄養価が低い

炭酸飲料はカロリーが高く、糖分も多く含まれていますが、体に良い栄養素はほとんど含まれていません。また、ダイエット炭酸飲料も、栄養不足を補ってくれることもほとんどありません。

肥満や糖尿病を引き起こすリスクがある

炭酸飲料に含まれる果糖ブドウ糖液糖を過剰摂取すると、肥満や糖尿病を発症するおそれがあります。また、カロリーゼロのものも油断できません。ダイエット炭酸飲料に含まれる人口甘味料の中には、食欲を増進する効果があるといわれているものもあるからです。

虫歯の原因になる

炭酸飲料に含まれる糖分は、歯に付着して口の中の細菌と結びつくと酸を作ります。これらの酸は歯のエナメル質を溶かしてしまうため、虫歯ができる原因になります。

骨を弱くする

多くの炭酸飲料にはリンとカフェインが含まれています。これらは骨粗しょう症の原因物質と考えられており、骨への影響が専門家によって心配されています。

おわりに:ダイエット中は特に炭酸飲料の摂取を控えよう

  • 砂糖が多く入った炭酸飲料は健康に影響があるだけでなく、ダイエットにも良いとはいえない
  • ダイエット中は、水やコーヒー、果汁100%のジュースと無糖の炭酸水を混ぜたものなどを飲むのがおすすめ

飲み物のカロリーも考慮に入れながら、ダイエットを成功させましょう。

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