ダイエットにおけるヨガの効果や役割について

2017/5/24 記事改定日: 2018/3/2
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ヨガは緩やかな動きが多いことから、ダイエットにはあまり効果が無いと思っていませんか?
しかし、実際にヨガは体重減少と体重維持に効果的であることが判明しています。
この記事で、ヨガによってダイエットが成功しやすくなる理由を見ていきましょう。

ヨガのダイエット効果は?

ヨガの動きは緩やかなため、有酸素運動のように大幅なカロリー消費があるわけではありません
たとえば体重60kg台の人が通常のヨガを1時間行った場合のカロリー消費は、早めのペースでウォーキングした場合の1時間の消費カロリーと比較すると少ないです。
では、何故多くの専門家が「ヨガを行うことがダイエットするうえで役立つ」と唱えているのでしょうか?

ヨガをするとダイエットが成功しやすい理由とは?

専門家によると、ヨガのカロリー消費量事態は高くないものの、心と体のバランスを整える働きがあるのではないかとされています。この働きはマインドフルネス(瞑想法)と呼ばれ、内面で起こっていることを観察する能力のことを指します。
たとえば、自分のライフスタイルを変化したいと考えている場合には生活習慣の改善に向けて行動できるようになったり、食習慣を変えたいと考えている場合には「食べ過ぎたくない」という気持ちが湧いたりといった変化がみられることがあります。
続けるうちに体の変化を自覚することで、食欲のコントロールを行う必要性を感じることができるようになります。

アメリカで行われたヨガの医学的な研究では、健康的な45~55歳の男女のヨガを含む運動と体重が調べられ、ヨガは体重を減らすことに役立っており、少なくとも体重を増加しないようにする効果があることがわかりました。過体重の人がヨガを行い始めて減少したのに対し、同じ時期にヨガをしていなかった人は体重が増加していたということです。
また、体重の変化に影響を与えたのは運動量だけでなく他の要因であるという結果が導かれました。

ヨガでストレスを軽減できるって本当?

「ストレスを強く感じた日には、ついつい食べ過ぎてしまう」・・・そんな経験はないでしょうか?
これはストレスによるものだと考えられています。
ストレスを感じると、本当にお腹がすいているわけではないのに内心の感情的な動揺をやわらげるためにいつもより多い量の食べ物を食べてしまいがちになるのです。

ストレス軽減効果が期待される「腕を伸ばした子どものポーズ」

ストレス軽減への効果が期待される「腕を伸ばした子どものポーズ」は、心が安らぐ・安らぎを感じるポーズと呼ばれ、自分の意識を中心に集めるポーズとして有名です。
身体の失われたバランスと調和を取り戻して心を開かせ、物事を受け入れやすくしてくれるといわれています。

「腕を伸ばした子どものポーズ」のとりかた

両足の親指を重ねないように正座した状態から、息を吐きながら身体を前に倒します。

額を床につけます。
両腕を前に伸ばした状態で、肩を落として耳から遠ざけ首の後ろを長く保ちながらお尻をかかとに下ろしていきます。

背中の上部を左右に開いて緊張が全て身体の外へと逃げて行くようにします。
このとき、肘・首・腰は完全に力を抜いて深くリラックスしましょう。

腕を前に出して床にくっつくくらいに伸ばし、指先で歩くようにしながら腕を完全に伸ばします。
腰はお尻がかかとにくっつくまで伸ばしましょう。余裕があればかかとと額を床につけてみましょう。

また、ヨガはストレスホルモンを低下させてインスリンの感度を高める効果があるので、脂肪を体に溜め込まずに燃料として燃やしてくれます。

ダイエットに効果的?! 運動量が多めの「パワー・ヨガ」とは?

ヨガは運動量が少ないという印象があるかもしれませんが、その中でもパワー・ヨガはダイナミックに全身を動かすことで有酸素運動と同じような効果もあり、またポーズを長く維持することで、筋力をアップさせる効果もあります。
ダイエットのために、より運動量を増やしたいという場合には試してみると良いかもしれません。

おわりに:ヨガのダイエット効果は「心身面→体重」の順で実感できる

通常のヨガを行っても体重はすぐに変化しないかもしれません。
しかし、ヨガによって精神的な変化が起こり、「食べ物の好みの変化」や「ストレスの軽減」などのダイエットをしやすくなるような効果が期待できます。
ダイエットをサポートするツールのひとつとして、ヨガを取り入れてみてください。

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