ダイエット中の夜食について ~ デメリットとおすすめの食事法 ~

2017/5/29

「忙しくて夕食を食べられなかったから」
「なんとなく手持ち無沙汰だから」
「ストレスが溜まったから」
「テレビを見ながら食べるのが好きだから」
―そんなさまざまな理由で、人は「夜食」をとります。

今回はダイエット中の方々向けに
夜食をとることのデメリットや夜食をとるときのコツなど、夜食にまつわるさまざまなギモンにお答えしていきます!

冷凍宅配食の「ナッシュ」
冷凍宅配食の「ナッシュ」

夜食をとると太りやすくなるのは本当?

これまで、体重が増える原因のひとつとして夜食が挙げられていましたが、近年その説は少し変化しつつあります。今のダイエット界では、「食事の時間は関係なく、単純に消費カロリー以上の食事の摂取こそが太る原因」という考えを指示する人が増えてきているようです。

夜遅くに摂取されるカロリーが日中早いうちに摂取されるカロリーよりも体重増加を引き起こすかどうかについては、今後さらなる研究が必要でしょう。

ダイエット中夜食をとっても大丈夫?

「食事の時間は関係ない」とさきほど述べましたが、だからといってダイエット中に夜食をいくらとってもいいわけではありません。事実、ダイエット本や栄養士の多くが、夕食後に食事をしないことを推奨しています(少量のカロリーコントロール用の軽食は除く)。夜食を避けたほうがいい理由としては、以下のものが挙げられます。

高カロリーのものを食べすぎてしまう

人が夜食をとる理由はさまざまですが、どんな理由であれ、夜食では食事量のコントロールが効かない傾向にあるといわれています。また、炭酸飲料のような高カロリーのものを選びやすく、果物や野菜は食べなくなってしまう傾向もあるそうです。実際、テレビやパソコンの前で、夜食として高カロリーの食べ物(ポテトチップス、クッキー、キャンディーなど)をたくさん食べてしまう人も多いのではないでしょうか?「いつの間にか1袋食べていた…」ということも決して珍しくないでしょう。やはり夜食は、ダイエットの天敵なのです。

消化不良や睡眠障害のリスク

就寝間近の時間に夜食をとってしまうと、消化不良や睡眠障害が引き起こされる恐れがあるといわれています。

ダイエット中夜食が食べたいときは?

「ダイエット中だけど、お腹が空いてどうしても夜食が食べたい…」という人は、低脂肪のヨーグルトや果物など低カロリーの軽食をとることをおすすめします。また食べすぎ防止のために、夜食中は食べているものに集中し、テレビやパソコンの前で食べるのは避けてください。

なお、ダイエット中は規則正しい食事を心がけ、午後8時までにカロリーの90%を摂取するようにしましょう。3~4時間ごとに食事をとるメリットは、血糖値や空腹感、食欲をコントロールしやすい点にあります。

おわりに:太りやすいものを食べたくなる夜食には要注意!

夜食がほかの食事より太りやすいかどうかについては、さまざまな説があります。しかし、夜遅くになると高カロリーなものをたくさん食べたくなってしまう可能性が示唆されている以上、ダイエット中に夜食を食べるときには十分注意してください。

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