NGなダイエット法に要注意!ー危険なダイエット方法をしっかり知っておこうー

2017/6/26

「なるべく早く体重を落としたい」
――ダイエット中の方の多くがそう願っていることでしょうが、気持ちが先走るあまり、間違ったダイエット法を実践してしまっているケースも少なくありません。

ということで今回は、「体重を減らすためにやってはいけないこと」をご紹介します。ダイエット中の方は、当てはまるものがないか要チェックです!

冷凍宅配食の「ナッシュ」
冷凍宅配食の「ナッシュ」

危険なダイエット方法①:断食or超低カロリーな食事しかしない

過剰なカロリー制限をすれば体重を減らすことはできますが、その分貴重な筋肉も減ってしまい、代謝が低下します。また体脂肪率が上がり、メタボリックシンドロームと2型糖尿病のリスクが高くなります。
医師の指示がない限り、過度なカロリー制限は行ってはいけません。急激に体重を減らすとリバウンドしやすく、筋肉量も減るということを頭に入れておいてください。

危険なダイエット方法②:クレンズダイエットやデトックスダイエット

クレンズダイエットやデトックスダイエットで体重を減らすことができたとしても、減った重みのほとんどは水分や便です。こういったダイエット法は(特に断食と組み合わせて行われた場合)脱水症状を引き起こす恐れもあります。

身体には、毒素を解毒し排泄する機能がすでに備わっています。体重を健康的に減らすためには、不自然な方法で解毒するのではなく、食事にもっと気を配るようにしてください。デトックスをしたい場合は十分な量の水を飲み、高食物繊維の食べ物をたくさん食べれば十分です。

危険なダイエット方法③:パージングダイエット

パージングダイエットとは、食べた物を吐いたり、食べた後に吐き出したり、下剤を使ったりして体重を減らす方法ですが、このダイエット法は下記のようなさまざまな悪影響を身体に及ぼす恐れがあります。

・摂食障害への発展

・虫歯のリスクの増加
食べ物と一緒に胃酸を吐くことで、食道や口のただれ、歯のエナメル質を溶かす可能性があります。そのため、パージングダイエットをすると特定の癌や虫歯などのリスクが増加するということが指摘されています。

・重度の脱水症状

危険なダイエット方法④過度な運動

過度な運動は、深刻な痛みや怪我、脱水症状につながる恐れがあります。また、「食べたからたくさん運動をしないと」と強迫観念に駆られる危険性も含んでいます。
ダイエットを健康的に継続させるには、運動量も適量を守ることが大切です。有酸素運動30分以上を週5回(もしくは有酸素運動20分を週に3日)と、筋力トレーニングを週3回行うのが継続しやすいおすすめの運動量です。

危険なダイエット方法⑤:過度な喫煙

「タバコを吸えば痩せる」と思っている人も一部いるようですが、喫煙では健康的に体重を減らすことはできません。確かにニコチンには食欲抑制効果があるとされていますが、喫煙は身体のほぼすべての器官に悪影響を及ぼします。癌や心臓血管、呼吸器などの疾患の原因となり、一般的には喫煙者の健康を低下させます。体重を減らすために喫煙するのはやめましょう。

危険なダイエット方法⑥:朝食をとらない

朝食をとらないと、体重を減らすどころか逆に増えてしまうことがあります。後で余計にお腹が空いてしまって、昼食を食べ過ぎてしまうのです。朝食は、朝起きてから1時間以内に必ず食べるようにしましょう。食物繊維とタンパク質をとるようにすると、満腹感を感じやすくなるのでおすすめです。

おわりに:健康的に続けられるダイエットを

「絶対に体重を減らす!」という意気込みが強ければ強いほど、過度なダイエット法を実践してしまうものですが、そういったダイエット法は長続きしません。理想的なダイエット法は、健康を損なわず長期的に続けられるものです。間違ったダイエット法や生活習慣からなるべく早く抜け出し、健康的にキレイなスタイルを手に入れていきましょう!

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