ダイエットに水泳がおすすめなのはどうして?

2017/7/20 記事改定日: 2020/4/13
記事改定回数:2回

ダイエットをしようと思ってウォーキングやジョギングを始めたものの、膝や腰を痛めてしまった・・・。このような経験をしたことがある人こそ、ぜひ水泳に取り組んでほしいです。この記事では、ダイエットで水泳がおすすめな理由を解説していきます。

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水泳がダイエットしたい人に向いている理由とは?

ダイエットには有酸素運動が効果的です。手軽にできるおすすめの有酸素運動としてはウォーキングやジョギングなどがありますが、以下のような理由を考えると水泳もダイエットにおすすめの有酸素運動といえるでしょう。

水泳は長時間運動しやすい

水泳は浮力の作用で関節に負担がかかりにくいため、膝や腰などがあまり強くない人でも痛みが出ることなく運動をすることができます。ジョギングやランニングのように関節に重力の負担がかかりやすい運動よりも長い時間運動できるため、より多くの脂肪を燃焼できるでしょう。

水泳は全身運動

水泳は全身の筋肉を使う「全身運動」です。水の抵抗を受けながら、腕や脚、お尻、背中といった全身の筋肉をまんべんなく鍛えられます。運動時により多くのカロリーを消費できますし、全身の筋肉を鍛えることで基礎代謝量を上げることもできます。

水泳は運動強度を調整しやすい

水泳では、スピードを上げたり、泳ぐ距離を長くするだけで運動強度を上げることができます。これはジョギングやランニングも同じですが、関節に負担がかかりにくいので水泳のほうが運動強度を上げやすくいです。運動強度を下げるのはスピードを落とすかや距離を減らせばいいので調整はしやすいでしょう。

運動に自信がなくてもできる

厳密にいうと水泳ではありませんが、泳げない人は水中ウォーキングがおすすめです。水中ウォーキングも関節に負担がかかりにくく、水の抵抗で全身を鍛えることができます。
運動が苦手で自信がない人、久しぶりに運動をする人にもおすすめです。

水泳でダイエットを成功させるには、どんなことに注意すればいい?

水泳でのダイエットを成功させるためには、一度に長時間のエクササイズや体力的に負担になるような泳ぎ方をせず、自分にあう適度な負荷と時間を長期間に渡って続けることが大切です。

脂肪を燃焼させるためには、適度な心拍数の上昇を伴う有酸素運動がよいとされています。効率的な有酸素運動を行うには、全力でのクロールやバタフライなどではなく、軽い疲れを感じる程度のゆったりとしたクロールや平泳ぎなどを30分~1時間程度行うのがおすすめです。

また、「泳ぐ」こと自体が体力的に負担になる人は、水中でウォーキングをするだけでダイエット効果がありますので試してみましょう。

妊婦さんや持病がある人も水泳をやってもいいの?

医師から特別な注意を受けていない限り、水泳は妊婦さんにもおすすめのダイエット法です。水泳はすぐれた全身運動になるだけでなく、ストレス解消やリラックス効果、血行がよくなるといったメリットもあります。
スポーツクラブの中には助産師がいる施設もあるので、こうした施設を選べば、より安心して泳ぐことができるでしょう。

また、水中は重力がかからないため関節炎や変形性関節症など「関節に痛みがある」人にもおすすめです。水泳をすると血糖値の上昇を抑えやすくなるので、糖尿病を患っている場合は医師からすすめられることもあるでしょう。

ただし、妊婦さんや持病のある人が水泳を始めるときは、事前にかかりつけの医師に相談するのを忘れないでください。

おわりに:水泳は幅広い人におすすめできる手軽な有酸素運動

水泳は、浮力で関節の負担を少なくできるので、膝や腰が痛い人でもできるダイエットにおすすめの有酸素運動です。水中ウォーキングでも有酸素運動になりますので、運動な苦手な人もチャレンジしてみましょう。まずは、自宅や会社周辺にプールがないかを調べるところから始めてみてください。

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