食べて痩せる!? ~ 善玉菌を摂りいれて太りにくい体質に
2017/6/8
ダイエットには、もちろん運動やカロリー計算も大切ですが、太りにくい体質を作ることが近道といえるでしょう。
この記事では、腸をきれいにして、太りにくい体質にしてくれる善玉菌とそれを含む食べ物についてご紹介します。
ダイエットに効果あり!?~善玉菌プロバイオティクスとは?
プロバイオティクスとは、善玉菌とよばれ、お腹の調子を整える作用があるとされる菌です。乳酸菌やビフィズス菌などがあります。これらの菌は、腸をきれいに整えてくれると考えられているため、ダイエット効果が期待できるものとして注目を集めています。
善玉菌プロバイオティクスを含む食品とは?
プロバイオティクスを含む代表的な食品をご紹介しましょう。
ヨーグルト
ヨーグルトには、タンパク質とカルシウムに加え、プロバイオティクスがたくさん含まれています。これにより、免疫系を高める効果が期待でき、イースト菌感染症の予防や消化管を健康維持に役立つ可能性があるといわれています。
ザワークラウト・キムチ
プロバイオティクスの摂取を目的とする場合は、低温殺菌を施していない商品を選ぶようにしましょう。低温殺菌は、害がある菌だけでなく、プロバイオティクスのような体に良い影響がある細菌を殺してしまう場合もあります。
韓国料理のキムチにも、免疫力を高める作用があるといわれています。
味噌
プロバイオティクスが豊富とされる味噌は、低カロリーで、ビタミンBと防御作用を持つ抗酸化物質を多く含んでいるといわれています。
ソフトチーズ
プロバイオティクスは消化に良いのですが、胃と腸を通る過程で、大部分が死滅してしまうといわれています。しかし、ある研究では、ゴーダチーズやカマンベールチーズのような水分の多いクリーミーなソフトチーズに含まれる菌は、胃腸内で生き残れるケースが多く見られたのという結果が出ています。
発酵させて作ったピクルス
プロバイオティクスを摂取するためにピクルスを選ぶなら、酢を使わずに自然発酵させたものを選びましょう。水に海塩を加えたものは良い細菌の増殖を促すといわれています。
サプリメントで摂る?
カプセル、錠剤、粉末、液体などのプロバイオティクスのサプリメントも販売しています。サプリメントには、簡単に服用できるというメリットがあります。
もし、持病があったり、免疫系に問題がある場合は、医師に相談してから摂取するようにしましょう。
プレバイオティクスVSプロバイオティクス?
プロバイオティクスをは「生きた細菌」を指すのに対し、プレバイオティクスは細菌に栄養を供給し増殖を促進する成分のことを指します。アスパラガス、バナナ、オーツ麦、赤ワイン、ハチミツ、メープルシロップ、大豆類などに含まれているオリゴ糖が、プレバイオティクスの代表的なものとして挙げられます。
プレバイオティクスは単体で食べてもいいですし、更なる効果を期待する場合は、プロバイオティクス食品と組み合わせて食べてもいいでしょう。
おわりに:善玉菌プロバイオティクスをたくさんとって痩せ体質を目指そう
手軽に食品から摂れるプロバイオティクスは、痩せたいと思っている人の強い味方になるでしょう。腸の健康が維持できれば、ダイエット中でも便秘や下痢に苦しまなくてもすみます。お腹の中からきれいになって、健康でスリムなボディを目指しましょう。