記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2017/6/19
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
なかなか取れない背中の痛み。
その中でも特に背中の一番下の部位にが痛む腰痛は多くの人の悩みの種となっています。
必ずしも医師や専門家に相談する必要はありませんが、そのままでいるのは辛いですよね?
そこで、この記事では腰痛に効く体操法などをご紹介します。
腰痛に対処する一番良い方法は、定期的な運動を続けることとされています。
かつては背中に痛みがある場合は安静にしていることが推奨されていましたが、最近の研究では体を動かさないことが背中の痛みを更に悪化させてしまう場合があることがわかっています。
以下に挙げる方法などを参考に、座りっぱなしを避けて活動的に過ごしましょう。
ウォーキングはもちろん、近所のスーパーに歩いて行く、飼い犬の散歩に出かける、最寄り駅のひとつ手前で下車するなど、暮らしの中でできる運動を習慣にしましょう。
より本格的に運動したければ、ジョギング、サイクリング、ダンス、水泳、水治療法(水中で行う体操)、エアロビクスなどもおすすめです。
日常的にヨガを行うことは腰痛などの体の痛みだけでなく、高血圧や心臓病の予防、気分の落ち込み・ストレス緩和にも効果が期待できます。
また、ピラティスにも腰痛を和らげる効果があるといわれています。
このようなエクササイズは、筋力トレーニングや柔軟体操と同じく根気よく続けていくことが大切です。
ただし、始める前に念のため医師に相談してください。
徒手療法とはマッサージなどの手技療法のことで、一般的には理学療法士や按摩・マッサージ師によって行われます。
背中の筋肉や関節が硬直し柔軟性を必要としているときには特に効果的とされます。
また、専門家に見てもらうことで、痛みの状態に合った体操を教えてもらえたり、ケアに関するアドバイスをもらうことができるのもメリットです。
ノートパソコンの普及は私たちに大きな利点をもたらすと同時に、背中・首・肩を痛めるという問題の種を生み出しました。
スクリーンがキーボードと一体化しているために携帯しやすく便利ではありますが、実はこの特徴が使用者が正しい姿勢をとれない原因のひとつなのです。
とは言っても、ノートパソコンを使わないことは難しいですよね。
そこで、体に負担をかけにくいノートパソコン使用方法を見ていきましょう。
パソコンをスタンドに設置でき、スクリーンが目の高さにくるようになります。
また、このときに台で腕を支えるようにしましょう。
長時間の操作は、筋肉や関節に相当量の負担をかけています。
理想的な姿勢は腰が背もたれにサポートされていることです。
また、他のデスク用品を常に取りやすい配置にしておくと良いでしょう。
首・肩・背中などの問題は時間の経過と共に徐々に蓄積していきます。
気がついたら少しでもほぐすようにしましょう。
また、日ごろから適度に体を動かすなど、痛みが発症する前に良い習慣を身につけておくことが大切です。