記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2017/6/27
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
記事監修医師
東大医学部卒、セレオ八王子メディカルクリニック
二宮 英樹 先生
「禁煙したいけど今仕事が忙しいし」「タバコがないと失恋のストレスに打ち勝てない」
このように心身に負担がかかっているときに禁煙するのはは難しいかもしれません。そのときは無理しなくてもいいでしょう。何をするにもベストなタイミングというものがあります。
では、禁煙はいつ始めるのがいいのでしょうか?この記事では多くの人が禁煙を決意したタイミングをご紹介していきます。これらのタイミングを参考に禁煙のスタートを切りましょう。
各都道府県、地域では毎年世界禁煙デー(毎年5月末から6月初頭)の時期を中心に禁煙に関する講演会、相談の受付、禁煙教室を行っています。このような取り組みを活用して禁煙を始めましょう。イベントへの参加を機に、禁煙仲間ができるかもしれません。詳しい取り組みは厚生労働省の「世界禁煙デーについて」のページを参考してみましょう。
子供の頃は新年の抱負を書き初めに書いたものですが、大人でも年の初めに今年の目標を意識することでしょう。気持ちが新たになり、何かを始める意欲がわく新年はタバコをやめるチャンスです。今年は禁煙するということを家族や友人に宣言しましょう。周りに禁煙したい友人がいたら新年を機に、一緒にタバコをやめてもいいでしょう。
タバコは母体にも胎児にも悪影響を与え、流産のリスクを高めてしまいます。そのため、医師は妊婦に禁煙するよう指導しますし、受動喫煙を防ぐため夫にも禁煙を奨めることもあります。
そのため、夫婦に赤ちゃんができたらタバコをやめるタイミングです。生まれてくる赤ちゃんのために禁煙しましょう。妊婦によっては嗅覚が過敏になり、タバコをのにおいに耐えられず、比較的簡単に禁煙できることもあります。
受動喫煙は生まれたばかりの赤ちゃんには深刻な影響を与える場合があります。タバコの煙はアレルギーや喘息、その他呼吸器系の疾患へのリスクを高めてしまいます。窓を開けてタバコを吸っても同じで、。タバコの煙がたちこめた部屋の空気をきれいにするには2時間半以上かかるといわれています。
そのため、赤ちゃんが生まれるときは夫婦だけでなく祖父母もタバコをやめるタイミングです。
新しい運動を始めると、パフォーマンスを上げるために、より健康的になろうと心がけるでしょう。タバコを吸っていると息切れしやすくなり、持久力も下がります。さらに、運動後の疲れも回復しにくくなる傾向にあります。
そのため、禁煙するためには新しいスポーツを始めるのがいいといえるでしょう。運動は気分をリフレッシュさせてくれタバコを吸いたい欲求も紛らわしてくれます。
禁煙は誰にとっても難しいものですが、ここで紹介したタイミングを利用すれば、より成功しやすいかもしれません。一年のある時期やライフイベントの機会は禁煙する理由を与えてくれます。理由はモチベーションにつながり、禁煙を成功させやすくしてくれます。タイミングを見計らって、禁煙を始めましょう!