赤ちゃんに安全なベビー用品を!後悔しないかしこい購入方法は?

2017/9/4

山本 康博 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 呼吸器内科医

山本 康博 先生

きっとあなたは今、赤ちゃんのための理想的な子供部屋や遊び場について、思いをめぐらせていることでしょう。
ちっちゃくてかわいいベビー用品の数々を目にすると、思わずショッピングカートを引きずり回してなんでもかんでも買い物したくなるかもしれません。
でもその前に…、思い出してください。大切なことは、まず赤ちゃんの安全です。
ここでは、代表的なベビー用品の中から、とくに安全面で考慮すべき点について解説します。

チャイルドシート

小さな赤ちゃん時代から幼児期にかけて長く使えるようなチャイルドシートに心惹かれる人も多いと思います。しかし、大きくてかさばるチャイルドシートを使っていると、寝ている赤ちゃんを車に乗せたり車から降ろしたりするのが難しくなってしまうでしょう。
しかも、ほとんどのチャイルドシートには車輪がついていないため、少しだけ移動させたい場合でも、その都度ベビーカーに移さないといけません。

一方、ベビーシートなら簡単な操作で車から外せるうえに、もし普段タクシーで移動することが多い場合は、簡単、かつ安全にシートベルトに固定することもできます。
選ぶときはハンドルが握りやすく、日よけがついているものを選びましょう。

ベビーカー

ベビーカーは消耗が激しいので、なるべく新しいものを購入しましょう。そして、それをずっと使う人、つまりママとパパがそろって買いにいき、必ず試しに押してみてください。
もしハンドルが合わない場合は、一番多く使う人が持ちやすい高さに調節しましょう。

収納スペースは多ければ多いほど良いとされますが、赤ちゃんを乗せたときに荷物を出し入れしやすいかどうかの確認をしましょう。
もしベビーカーの中で赤ちゃんを寝かせたいなら、最低45度くらいの適度な傾斜がついているか、赤ちゃんを起こさず簡単に調節できるかを確認してください。
また、でこぼこ道をたくさん通るのであれば、空気タイヤのベビーカーのほうがプラスチック製のものよりもスムーズに移動できます。

ベビーベッド


ビンテージもののベッドに魅力的を感じるかもしれませんが、アメリカの米国消費者製品安全委員会は10年以上使用されたベビーベッドの使用は非常に危険だと警鐘を鳴らしています。
また、2007年以降、1100万台以上のベビーベッドがリコールされていることからもわかるとおり、新しいモデルでも必ずしも安全とは限りません。

ベビーベッドは必ず自分で買いにいき、マットレスが一番低い位置にある状態でも、両親どちらとも赤ちゃんに手が届くかどうかを確認しましょう。

マットレス

ベビーベッドのマットレスを購入する際に一番重要なのは、マットレスの固さです。やわらかすぎるものは、乳幼児突然死症候群(SIDs)のリスクを高めるといわれています。
固さを確かめる際には、中心部分を手で押してみて、どけたときに跡が残っているかどうか確認します。もし手形が残っている場合は、違うものを選びましょう。

ベビーキャリア

ベビーキャリアは、どういう抱っこが好きか決められるように、また、赤ちゃんの大きさによってもいろいろ変わるかもしれないので、購入は赤ちゃんが生まれるまで待ったほうがよいかもしれません。
可能であれば、買う前に友達からいくつか借りてみて、どれが一番使いやすいか試してみるのもよいでしょう。そのときは使用感を確かめるために、赤ちゃんを実際に中に入れて、少なくとも数十メートルくらいは歩いてみましょう。

ベビーラック、ベビーチェア

ベビーラックも、おそらく出産が終わるまで購入を控えていいものでしょう。なぜなら、揺らされて落ち着く赤ちゃんもいれば、揺らされると泣いてしまう赤ちゃんもいるからです。
また、同じことがバウンサーやベビーチェアにもいえるでしょう。自分の子のお気に入りを見つけるために、まずはいろいろ試させてあげてください。できれば、赤ちゃんを連れて何カ月か上の子供をもつ友達のところに遊びに行って、試してみてもいいと思いますよ。

おわりに:まずは安全! じっくり選びましょう

赤ちゃんが生まれるとなると、いろいろな人たちから祝福のベビー用品がいただけることでしょう。
しかし、安全面を考慮して、自分たちの目でしっかり見て、触って、試してから購入したほうがよいものもあります。
先輩たちの意見も聞きながら、安全に使えて赤ちゃんが気に入ってくれるものを、じっくり選んであげましょう。

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