記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2017/3/14
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
メンタルヘルスの問題は世間一般的にもよくあるものですが、学生においても少なくありません。学校生活のストレスが原因でうつ病になってしまうこともあります。この記事では、学校でのストレスに対処する方法を紹介していきます。
気分が落ち込む、心配になる、ストレスを感じる、といったことがあるのは自然なことです。ですが、こうした感情が学業等の日常生活に支障をあたえたり、いつまでも治らないようであれば、治療しなければなりません。以下はうつや不安障害の兆候です。
・気分が落ち込む
・いつも以上に心配になったり、動揺したりする
・生きることへの興味を失う
・やる気を失う
・減量する、或いは肥満になる
・自らの容姿を気にしなくなったり、清潔さ等に関心がなくなる
・過剰に働く
・内気になる
・眠れなくなる
友人、または医師やカウンセラーに、自分の感情を伝えることは心の安らぎをもたらします。
友人や家族、先生など信頼のおける人に一番最初に話すのが良いでしょう。
これは、学業に影響が出ている場合はなおさら大切なことです。メンタルヘルスの問題のうち、軽度のものはこの方法で解決されます。
現在、心理の問題に関するカウンセラーが配置されている学校が多数あります。メンタルの問題に関して、必要な支援を得る際の手助けをしてくれます。
メンタルの問題が、深刻な状態ものや、長い間改善しないものある場合は、病院で診察をうけるのがいいでしょう。治療が行われることがあります。
カウンセリングと認知行動療法は、精神的な不健康状態の根本原因を特定するものです。対処法も一緒に考案してくれます。
気分が落ち込んでいたりストレスを感じている場合、お酒を飲んでしまったり、落ち着くために薬物に手を染める人がいるかもしれません。
このようなことが精神にどんな影響を与えるのかを考慮してください。気分はどんどん変異し、事態が悪化する可能性もあるのです。
大麻使用者には、動揺、幻覚、心配、妄想症といった不快な体験をする者もいます。また、大麻の長期的な使用が、統合失調症などの一層深刻な精神病を引き起こすリスクを倍増させるのだということを示唆する結果も出てきています。
MDMAやアンフェタミン剤も、統合失調症やその他の精神病をもたらします。薬物・アルコールの濫用は、精神的問題の根本要因を悪化させかねないのです。
ストレスが原因で起こる問題には様々なものがありますが、学校でうけるストレスも複雑なものであるため、上手に対処して行かなければなりません。
自分や友だちにうつ病や不安障害の徴候があったときには、話を誰かに聞いてもらうことが、解決するための近道になります。