産後ダイエットに効く8つの方法で無理なく減量を成功させよう!

2017/7/11

山本 康博 先生

記事監修医師

東京大学医学部卒 呼吸器内科医

山本 康博 先生

この記事では出産後でも日常生活で挑戦しやすい、家事や育児を利用したダイエット方法をご紹介します。出産期の女性の体は脂肪を蓄えやすく、いわば赤ちゃんを産むための特別仕様となっています。そのため、出産後に妊娠前の体型を取り戻すには時間がかかるのは当然といえるでしょう。さらに、出産後は育児をしなければならないため「ダイエットなんてしている時間が無いのでは?」と不安になるもの無理はありません。
そんな方にとっては必見の内容といえるので、参考にしてください。

産後ダイエット成功のカギは“家事”?!

運動場で数時間汗を流したり面倒なカロリー計算をしたり・・・そのような特別なことをせずに、妊娠中に増えた体重を落とせるとしたら素晴らしいと思いませんか? 実は、「家事」をきちんと毎日行うことで、体重を減少させるに足るカロリーを消費できると考えられています。意外に思うかもしれませんが、日常の仕事をするのに使うカロリーは健康的なダイエットをするのに十分な量といえるのです。では、どのような家事がどのくらいのカロリーを消費するのでしょうか?以下の項目で具体的に見ていきましょう。

家の掃除

掃除機をかける、ごみを捨てる、モップで拭く、ごみ捨て場にごみを持っていく、シートを替える、棚の上を拭くなど・・・家をきれいに保つことで1時間あたり約180カロリーを燃焼させることができるとされています。

食料や日用品の買出し

食料雑貨店までの距離にもよりますが、買い物に出かけることで1時間あたり約150カロリーの燃焼が期待され、さらに食品を抱えながら階段を昇り降りするとプラスアルファで125カロリーを消費することが可能といわれています。

料理

比較的調理が簡単なパスタや電子レンジだけでできるメニューであっても、料理をすることで1時間あたり平均130カロリーを使うといわれています。ただし、食べ物を食べながら料理をすることは避けましょう。できた料理をテーブルまで運ぶことや料理をナイフで切り分ける行為も体重を減らす助けになることが期待できます。

子育て中ならではのダイエット方法

赤ちゃんを育てることがダイエットに役立つならば、これを利用しない手はありません。以下で詳しい内容を見ていきましょう。

赤ちゃんへの授乳

もし赤ちゃんを母乳で育てていれば、座っている時間が長くても、1日あたり平均で500カロリーを消費していると考えられます。授乳期間中は脱水症状にならないように、水分補給に注意してください。また、自身と赤ちゃん双方の健康のため、果物、野菜、乳製品、そして赤身の肉など、必要な栄養素を意識して食事に取りいれ、栄養レベルを維持するように努めましょう。

赤ちゃんを抱っこして一緒に歩く

家の外に出て新鮮な空気を吸ったり、感覚を刺激したりすることは、自身の体だけでなく赤ちゃんの心と体にも良い影響を与えます。また、仮に抱っこひもで赤ちゃんをおんぶして歩いた場合、赤ちゃんの体重がどれくらいかにもよりますが、1時間につきおよそ340カロリーから420カロリー燃焼できるといわれています。つまり、赤ちゃんを散歩に連れていくことは、健康的な行動のひとつであり、ダイエット効果も期待できるということです。散歩を習慣化するために、毎週お子さんと一緒に何度か散歩をするよう予定を立てておくとよいでしょう。

赤ちゃんのお世話をする

赤ちゃんをお風呂に入れたり、おむつを替えたり、着替えさせたり、一緒に遊んだり。これらの行為はあなたと赤ちゃんを、より深く結びつけてくれるでしょう。また、赤ちゃんのお世話をしていると、かがむ・持ち上げる・移動するといった動作が多くなるため、1時間につき170カロリーから200カロリー燃焼させることができると考えられます。

番外編

これらは“家事”のカテゴリーからは外れますが、カロリーを消費するだけではなくストレスを軽減するのに役立ちます。

パートナーとのセックス

赤ちゃんが小さいうちは、お母さんはどうしても睡眠不足になりがちです。そのため、「パートナーとセックスにまで気が回らない」ということも多いのではないでしょうか。しかし、医師から許可が出ていれば、たまにはセックスを楽しむ時間を作ることをおすすめします。オーガズムに達することよって、エンドルフィン(気分を向上させる脳内の化学物質)が放出され幸福感が高まり、日頃のストレスを和らげることが期待できるからです。また、パートナーとの仲をより一層深めることができます。また、個人差はありますが1時間につき約88カロリーから100カロリーを消費できるとされているので、ダイエットにも役立つでしょう。

編み物をする

編み物がカロリー消費につながるイメージはあまりないかもしれませんが、実は1時間につき100カロリーほど燃焼することができるとされています。快適なソファーに座ったままカロリーを消費できますし、赤ちゃんや家族へマフラーや帽子など、愛情がこもった贈り物もできる一石二鳥の方法ではないでしょうか。

おわりに:家事や子育てで、ジム、スーパーフード、エステに頼らないダイエットを

産前の体型を取り戻すのに、セレブが取り入れているような特別な手段は必ずしも必要ではありません。家の掃除や日用品の買出し、授乳、赤ちゃんとの散歩など、「お母さん」としての仕事をすることで、減量に十分な運動・カロリー消費をすることが期待できるからです。出産という大きな仕事を経た体を、それ以前の状態に戻すのには時間がかかります。焦らずに自分のペースでじっくり取り組みましょう。

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