記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2017/7/10 記事改定日: 2019/2/28
記事改定回数:1回
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
頭痛には慢性頭痛(一次性頭痛)という病気が原因でないものもあれば、病気が原因の二次性頭痛もあります。この記事では、頭痛を引き起こす病気を特徴もあわせて紹介していきます。
頭痛と微熱が続く場合、まず考えられるのは風邪です。寒気や咳、鼻水、喉の痛みなどが出たら風邪の可能性があります。
また他の病気として、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の可能性もあります。続く頭痛や微熱だけでなく、副鼻腔に膿が溜まることで、粘り気を帯びた鼻水が出るのが特徴です。
ただ、ほかの病気の可能性がなくなったわけではありません。念のため病院を受診した方がいいでしょう。
11〜2月の冬場に熱が39℃を超え、激しい頭痛を伴う場合は、インフルエンザの可能性があります。また、可能性がある病気としては、髄膜炎が考えられます。細菌やウイルスが髄膜に侵入することで、激しい頭痛を高熱を引き起こすようになります。併せて首の後ろが硬く感じる場合は、すぐに病院を受診してください。
頭痛はよくみられる症状の一つですが、なかには命に関わるような深刻な病気が潜んでいる可能性があります。
その大部分は「脳」に関連する病気で、脳卒中、くも膜下出血、髄膜炎、脳炎などが挙げられます。「脳」に関連する頭痛には以下のような特徴がありますので、当てはまる項目がある場合は早急に病院を受診するようにしましょう。
一言で頭痛といっても、頭痛の原因にはさまざまなものがあります。一般の人が原因を見極めることは難しいですし、長く続く頭痛や徐々に痛みを増していく頭痛は、特定の病気が原因で起こっている場合があります。
頭痛が続くようであれば、まずは病院を受診して原因を突き止めてもらいましょう。