嫌わないで!カロリーはカラダのエネルギーの源!

2017/3/15

佐藤 典宏 先生

記事監修医師

産業医科大学第1外科

佐藤 典宏 先生

おいしいものは、カロリーが高い。カロリーが高いものは、おいしい。

カロリーを気にせずに、おいしいものを好きなだけ食べることができれば、最高の食生活と言っていいかと思いますが、

体型は、高カロリーの影響をモロに受け、肥大化一直線。体重も、体脂肪率も数字が跳ね上がるのは避けらません。

しかし、これはあたり前の話なので問題ではありません。

問題なのは、「普通」に食べているつもりでも、すぐにカロリーオーバーになってしまうことです。

食べすぎでもないのに体重が増えている・・・
食べすぎでもないのに中年太り・・・

「なんで?」という人は、生きるためのエネルギーであるカロリーのことを
ちょっと学んでみてください。

これからのダイエットライフにきっと役に立つはずです。

カロリーとは?

「カロリー」とはエネルギーのことです。電化製品が電力で動くように、人体はカロリーで動きます。そして、カロリーの元になるのが栄養であり、摂取カロリーが消費カロリーよりも大きくなれば、カラダは剰余カロリーを体脂肪として蓄えます。これが体重が増えるメカニズムになります。

ちなみに体脂肪1kgをカロリーに換算すると7,000kcal。基礎代謝+運動で7,000kcalを消費すれば脂肪は1kg減ることになります。
「7,000kcalも消費して、たった1kg?」と思うかもしれませんが、見た目は大きく変化します。脂肪の体積は大きいため、ウェストの脂肪が1kg減れば、かなりスリムに引き締まって見えるのです。
1ヶ月で脂肪1kg減を目指すなら、1日換算で約230kcal。食べ物でいえばプリン1個や缶ビール1本程度になりますが、運動だとジョギング約30分!
ダイエットにおける食事制限、カロリー制限の力がいかに強力かわかると思います。

カロリーとエネルギーバランス

人体は、体内の器官を正常に機能させるためにエネルギーを必要とし、エネルギーを体内に取り込む手段として、食べたり飲んだりします。 体は、呼吸、睡眠などの基礎代謝、歩く、走るなどの運動で、エネルギーを消費しますが、体重を安定させるためには、体内に入るエネルギーが消費エネルギーと同量になることが必要です。 この摂取エネルギーと消費エネルギーを均衡させることが、健康的な食事に重要になります。 運動量が多い人は、より多くのエネルギーが必要になり、運動量が少ない人は、 過剰なエネルギーは不要になります。

食品のカロリーを確認する

食べ物と飲み物のカロリーを知ることは、カロリーの摂取の確認に役立ちます。 カロリーは、栄養表示の一環としてパッケージに記載されていて、 「キロカロリー」は「カロリー」の正式名称なので、1,000カロリーは1,000kcalと書かれています。 ラベルには「100gあたり」「一袋分」など少々紛らわしい表記もあるため、注意が必要な場合もあります。

カロリーカウンター

ネットやスマホで、さまざまなカロリーカウンターが利用できます。たいていのものは無料です。完全に正確な値が出るわけではありませんが、一日の摂取カロリーを確かめるのに役立ちます。現在では、カロリーをメニューに表示しているレストランも多いので、外食時のカロリーチェックも可能です。

燃焼カロリー

同じ運動をしても、体格・年齢などのさまざまな要因でカロリー消費量は異なりますが、激しい運動ほど、より多くのカロリーを使います。
例えば、早歩きは、ただ歩くよりも多くのカロリーを燃焼します。 体重を減らすには、摂取カロリーより消費カロリーを大きくすることを一定期間にわたって続ける必要があります。

おわりに ~カロリーはカラダのエネルギーの源!~

一般的な成人の摂取カロリーの目安は、男女、年代によって違うものの、だいたい1800kcal~2200kcal前後。

年齢を重ねるほど、基礎代謝量は減り、摂取カロリーも少なくてよくなります。だから、若い頃と食事習慣は変わらないのに「中年太り」が起きるわけです。

ほんのちょっと、エネルギーバランスのことを考えてみてください。加糖のコーヒーを無糖にする、ご飯をお寿司一貫ぶんくらい減らすといった、ちょっとの変化が、毎日の摂取カロリーに違いを生み出し、健康的な生活習慣につながります。

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