痩せるために眠る!?~ダイエット効果のある寝方をチェック!

2017/7/20

夜遅くまで起きているのは楽しいですよね。でも、早く寝て良質な睡眠をとることで痩せられるという研究結果があります。
この記事では、痩せる効果のある寝方(睡眠のとり方)についてまとめました。

寝ることで痩せられる?

睡眠は、ダイエット計画に重要な要素です。食事制限と運動に加えて、ダイエットには、良質な睡眠が提唱されています。

不十分な睡眠は肥満につながるという研究結果もあります。睡眠不足は、体からのもっと食べたいという刺激である食欲増加ホルモンが増えてしまいます。

ダイエット計画に睡眠を取り入れる

肥満の患者に対するダイエット計画を立てる時に、睡眠習慣について見落とすべきではないと専門家が言っています。これまで食事制限や運動だけが注目されてきましたが、睡眠についても含めなければならないのです。

最新の研究で、睡眠時間と睡眠の質と脂肪の減少量とが関係していることがわかりました。

睡眠不足による影響

研究者たちによると、夜間に十分な睡眠を取らない場合は、体重に以下のような3つの影響が出る可能性があります。
・食欲の増加
・夜おそくまで起きている時間が長くなり、食べる時間が多くなる
・エネルギーの消費が減る

睡眠と体重増加の関係

この研究では、若くて健康的な男性が「睡眠負債」(6日間の間で、1日に4時間しか睡眠を取れない状態)にさらされた場合についての報告がありました。

研究期間は7日目の夜までとなり、7日目の夜は男性たちは12時間眠りました。男性たちは全て同じ食事を摂り、耐糖能(血液中の糖を正常に戻す能力)について、検査が行われました。

睡眠負債が体重増加に影響する特定の要因に影響を与えるかどうかについて判断するために、血液サンプルを採取しました。

以下の結果は、被験者の体重への著しい影響を示しています。

睡眠負債がある場合、レプチン濃度が19%下がりました。レプチンは、満腹という信号を送り、体が食べ物の摂取をやめさせる化合物です。レプチンの濃度が低くなると、人は空腹感を感じ、食べ物の摂取量が多くなってしまいます。

また、食べ物の摂取量を増やすように刺激するコルチゾールの値が、午後の遅い時間と夕方に増えました。

耐糖能は40%減少という結果になり、被験者の耐糖能とインスリン感受性が下がっていました(両方とも、体重増加と強い関連性がある、インスリン耐性の特徴)。

もうひとつの睡眠制限実験

また、別の研究室では、11人の健康的な被験者について実験を行いました。被験者は好きなだけ食べ物を食べてもよいが、運動はしないように指示されました。

14日間の間に、被験者たちは夜間は5.5時間もしくは8.5時間の睡眠時間を取ることができました。体重増加や2型糖尿病に影響を与える様々な要因を分析するために、血液サンプルが採取されました。

睡眠時間が少ない期間、被験者の耐糖能は減少し、インスリン感受性も減少しました。2つとも、肥満と2型糖尿病発症の原因となるものです。

子供と10代の少年少女はハイリスク

十分な睡眠が取れない場合、成人に比べて、子供や10代の少年少女の肥満のリスクが高くなる可能性がある、と警告している研究者たちもいます。

痩せる寝方:問題の根本は?

研究者たちによると、人間の体にはオレキシン(オレキシンAとオレキシンB)という化学物質が存在し、脳内の外側視床下部を産生しています。

オレキシンは体を目覚めさせ続けることに役立ち、食べることなどの行動を促す物質です。オレキシンは、レプチンやインスリン感受性の変化の原因である可能性が示唆されました。

ダイエットと寝方(睡眠のとり方)の関係

睡眠による体重増加や肥満、インスリン耐性や2型糖尿病の発症への影響について、まだわかっていないことはたくさんあります。しかし、十分な睡眠を取ることが体重や健康に影響を与えているのは、研究結果からもわかります。

真夜中にならないと就寝できず、朝5時に目が覚めてしまうようであれば、体重を増加させて、糖尿病のリスクを増やしているかもしれません。

成人にとっての適切な睡眠時間は7時間以上が目標となります。子供たちにとっては、睡眠はもっと重要で、夜更かししようとする子供たちには最低でも睡眠時間が9時間となるようにアドバイスをしましょう。

おわりに:痩せるためには良質な寝方を

今まで見てきたように、やせたいと思ったら、しっかりと睡眠時間を確保しましょう。そのために、ぐっすり眠れる環境を整えることが必要です。自分にとって、良質な寝方を探し、熟睡できるように心がけましょう。

関連記事

この記事に含まれるキーワード

睡眠(61) ダイエット(247) 痩せる(32) 寝方(6)