貧血への対処、まずは鉄分不足を解消しましょう!

2017/7/21

多くの人が悩む貧血ですが、とくに女性は月に一度生理になることもあって、鉄欠乏症になりやすく、それが貧血を引き起こす割合を高めています。ここでは、貧血に対処するための鉄分の正しい摂り方について解説します。

貧血の原因のひとつは鉄欠乏性貧血


極度の疲労や体力の低下などの症状を引き起こす「貧血」。この中でもっともよく見られるタイプが、鉄欠乏性貧血です。貧血を治療しないままでいると、QOLが低下したり、心不全などの合併症を起こすことがあります。

また、世界保健機構が重要視しているとおり、鉄欠乏性貧血は世界で特によく見られる栄養障害です。
体は大抵の場合、鉄分の豊富な食べ物(赤肉、卵黄、レバー、ほうれん草、豆など)から鉄分を吸収しています。しかし、鉄分吸収を邪魔してしまう要素(いくつかの食べ物を含む)がたくさんあることを理解しておきましょう。また、鉄分は過剰摂取してしまうと様々な組織に毒性を及ぼすことがありますので注意しましょう。

なお、貧血の原因は鉄欠乏性貧血の他にも様々あります。比較的若年の女性の貧血の原因は多くが月経によって失血することによる鉄欠乏性貧血ですが、そうでない場合は他の貧血の原因があることにも注意しましょう。

貧血に対処するため、鉄分を正しく摂ろう!

以下のアドバイスに従って、体が必ず十分な鉄分を吸収できるようにしましょう。

・鉄分補充薬を服用してから1時間の間は、紅茶やワインを飲まないようにしましょう。この2つの飲み物に含まれているタンニンと鉄分が結合することで、非常に吸収しにくい性質に変わってしまう可能性があります。また、発泡性飲料に含まれるリン酸にも、同様の作用があると考えられています。

・鉄分の含まれている食べ物を食べた後に牛乳を飲む場合には、その間を1時間空けるようにしましょう。1杯の牛乳(約165mgのカルシウムを含む)によって鉄吸収率が半分以上も減ってしまう可能性があるのです。カルシウムが豊富な乳製品と鉄分補充保健薬に関しても同じことが言えます。

・ビタミンCはほとんどの食べ物の鉄吸収を促進するので、鉄分補充保健薬を服用する歳にはオレンジジュースを飲むとよいでしょう。オレンジジュースが飲めない場合には、りんごやマンゴー、パイナップルのジュースを飲んでみましょう。

・食材を焼きすぎたり、煮すぎたりしないようにしましょう。古いことわざにあるように、「煮れば煮るほどダメになる」のです。

・鉄分が豊富な食べ物としては、赤肉、肝臓、卵、ほうれん草、ドライフルーツ、レーズン、鰯、朝食用シリアル、全粒小麦のパン、エンドウ、アスパラガス、緑の葉物野菜、イチゴやナッツなどがあります。

おわりに:摂り方にも工夫しましょう!

貧血の中でもっともよくみられるタイプである、鉄欠乏症貧血は適切に鉄分を補充することで改善が可能です。ただし、鉄分も取りすぎは体の毒となりますのでしっかりとした知識を得ておきましょう。

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