食費を節約しつつ満足に食べるためのヒント

2017/7/31

お腹いっぱい食べて満足したい! でも、お金は節約したい、さらには健康的でもありたい! 虫がよすぎる話だと思いますか? そんなことはありません。ここでは、そんなわがままを実現する「満足に食べて食費を節約する方法」をご紹介します!

冷凍宅配食の「ナッシュ」
冷凍宅配食の「ナッシュ」

上手な買い物で節約

買い物リストをつくる

家にある食材を使って週ごとに献立を作成し、足りないものの買い物リストを作ります。
おなかが空いているときに買い物に行かないでください。空腹時に買い物に行くと、脂肪の高いものやスナック菓子など、健康にあまりよくないものをたくさん買ってしまいがちです。

無駄をなくす

子供がいる家庭は、毎月平均約8500円分の食べ物を無駄にしていると言われています。実際に食べる分だけを買うようにしましょう。
そして、購入した食材をすべて使い切るように献立を作ってください。使わなかった食材は、冷凍して保存しましょう。チャックつきの保存袋やプラスチックの保存容器を上手に活用してください。

安いブランドを買う

安いブランドの食材を購入することでお金を節約することができます。ブランド品であるからといって、必ずしも素晴らしい価値を持った商品であるとは限りません。きれいなラベルに惑わされずに、自分の舌で味わって確かめてみてください。

パック商品とバラ売りを比較する

野菜や果物は、バラ売りよりも梱包された状態で店頭に並んでいることのほうが多いです。重量あたりの値段を確認してください(1キロあたりいくら、など)。
店は、消費者はまとめて購入したい傾向にあることを知っているので、包装された製品のほうが安い時もあれば、その逆であることもあります。
また、パック商品は新鮮ではない場合もあり、必要以上に購入しすぎてしまう恐れもあります。

贅沢品を減らす

何も考えずに買い物をすると炭酸飲料、ポテトチップス、駄菓子、ビスケット、ケーキなどをついかごに入れてしまいがちです。このような嗜好品(必要ではない食材)をなくしてみましょう。
これらは砂糖と脂肪が多いため、ウエストだけでなく下半身のラインを崩す原因にもなります。さらに、塩分も多く含むので、健康的にも良くない影響を及ぼすでしょう。コーラの代わりに水やフレッシュジュース、果物、プレーンヨーグルトなど、安価で健康的な食品を買うようにしましょう。

「一つ買ったら一つおまけ」に注意

「一つ買ったら一つおまけ」などの特別割引は一見お得に見えますが、使わないものを買っては無駄な買い物になってしまいます。お米やパスタなど、日常的に必要としていて保存のきく商品に限定するようにしてください。

セールを活用する

ほとんどのスーパーは、閉店前に生鮮食品を割引きします。スーパーの閉店セールで生鮮食品買うのも、節約にはよい方法です。開いている時間が長いお店の場合は、閉店前でなくてもお買い得商品に出会えることもあるでしょう。
タイムセールの時間をすべて把握できれば、よりたくさん節約できます。ただし、購入前に必ず賞味期限を確認してください。

食材の調理方法で節約

お昼に残り物を食べる

夕食を多めに作っておけば、それが翌日の昼食になります。また、すぐに食べない残り物は冷凍してとっておくようにしましょう。

豆を上手に活用する

豆、レンズ豆、エンドウ豆などの豆類は、スーパーでもっとも安い食品のひとつです。豆類はカロリーや脂肪が少なく、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富です。
豆類は、肉の代わりにもなります。たとえば、チリコンカルネの肉の代わりにインゲン豆を使ったり、チキンカレーのチキンの代わりにひよこ豆を使ってみてください。

残ったパンを冷凍する

パンは、もっとも捨てられている家庭食のひとつです。小分けにして冷凍保存しておくと便利です。また、古くなる前に冷凍することで、解凍しても新鮮さを保つことができます。廃棄量を減らすため工夫しましょう。
冷凍焼けを避けるために、チャックつき保存袋などの密閉容器に入れるようにしてください。

台所にあるものを把握する

キッチンの戸棚、冷蔵庫、冷凍庫に何があるかを把握しておきましょう。買い物に行かなくても、食事を作るのに十分な食材がすでにあるかもしれません。
家の中にある食材だけで献立を作るようにして、足りている食材をもう一度買わないように注意してください。また、賞味期限が切れる前に必ず使い切るようにしましょう。

安上がりのレシピを探す

安いからといって、必ずしも美味しくないわけではありません。安い食材や残り物を使っても美味しくなるレシピは、インターネットで簡単に探せます。

食べる量を減らす

おかわりを控えたり、小さなお皿を使うなどして、食べる量を減らしてみてください。残っても翌日の昼食にまわせますし、ダイエットにもなります。

自炊する

テイクアウトを減らしてお金を節約しましょう。自炊は、一般的にはテイクアウトや既製品よりも安く済ませることができるうえに、食材も自由に変えられるので健康維持にも役立ちます。

おわりに:小さなことからコツコツと!

いかがでしょうか。節約にはさまざまなやり方があるとわかっていただけたと思います。
買い物の仕方と調理方法と食べ方を工夫して、楽しみながら節約をしていきましょう。地味に見える方法もあったかもしれませんが、節約は小さなことからコツコツやっていくことが成功させるコツです。上記を参考にしながら、節約を実現させてください。

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