子供をすこやかに育てるために、食事で気をつけるべきことは?

2017/8/17

育ち盛りのお子さんを育てている方であれば、きっと一度は「子供にどんな食事を食べさせたらいいのか」と悩んだことがあるのではないでしょうか。今回の記事では、子供にとらせたい栄養素や食事の注意ポイントなどをお伝えしていきます。

子供の食事に欠かさず入れるべき栄養素は?

成長期の子供は、いろいろな食べ物をバランスよく食べ、多くの栄養素をとる必要があります。特に積極的に摂取すべき栄養素としては、以下のものが挙げられます。

カルシウム

成長期の子供は大人に比べて骨の成長が活発なので、骨を丈夫にするためにも特にカルシウムはしっかりとりたい栄養素です。カルシウムは、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、小魚、豆腐や納豆などの大豆製品、野菜類や海藻に多く含まれます。成長期の子供には、1日あたり700~1000mgのカルシウムを摂取させることを心がけましょう。

ビタミン

ビタミンは、体の調子を整えるのに欠かせない栄養素です。13種類あり、体の中の働きは種類によって異なります。例えば、ビタミンAは視力の発達や細胞の成長、ビタミンDは骨や歯、筋肉の健康の維持にそれぞれ欠かせないものです。ビタミンの種類ごとに含まれる食品は違うので(出典の農林水産省ページ「ビタミン」をご参照ください)、バランスよくそれぞれのビタミンを摂取するようにしましょう。

たんぱく質

たんぱく質は、筋肉、内臓、皮膚、爪、髪などを作るのに欠かせない栄養素です。たんぱく質には「動物性たんぱく質」と「植物性たんぱく質」の2種類があり、動物性たんぱく質は肉類・魚介類・卵・乳製品など、植物性たんぱく質は豆類・穀類などにそれぞれ多く含まれています。

子供があまり食べてくれない・・・成長に影響する可能性は?

食事をあまりとらなかったり、偏食だったりすると、栄養不足によって将来的に健康を害する恐れがあります。特に女の子の場合、ダイエット願望のために食事量を減らす子もいますが、間違ったダイエットをすると出産や妊娠時に必要な体の機能に障害が生じたり、早期に骨粗しょう症になったり、摂食障害につながったりするリスクがあります。

甘い物ばかり食べる! どうすればやめさせられる?

多くの子供は甘いお菓子が大好きです。ただ、甘い物ばかり食べさせていると主食が食べられず、栄養不足の結果骨密度が低下したり、虫歯を招いたり、肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めたりします。

では、甘い物の摂取をやめさせる方法ですが、「完全に禁止しない」ことが成功のコツです。ダイエット経験のある方ならわかるかと思いますが、食事を制限されるとかえって食欲が増してしまうものなのです。甘い物を完全に禁止するのではなく、特別な日にだけあげるなどメリハリをつけましょう。

また、子供が甘い物を欲したときには、ヨーグルトやフルーツなどの健康的なおやつをあげるようにするのもおすすめです。甘い物を食べたいという欲求と、必要な栄養素を同時に満たすことができます。

おわりに:子供と一緒に、大人もバランスの取れた食事を摂ろう

いかがでしょうか。子供をすこやかに成長させるには、この時期に栄養バランスのいい食事をとることが欠かせません。お子さんの食生活のお手本となるよう、保護者の方も健康的な食事を心がけてください。

【出典: 農林水産省ホームページを編集して作成】
・「みんなの食育」 http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/minna_navi/topics/topics1.html
・「ビタミン」 http://www.maff.go.jp/j/fs/diet/nutrition/vitamin.html
・「たんぱく質」 http://www.maff.go.jp/j/fs/diet/nutrition/protein.html

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