赤ちゃんが生まれたら②~安全なベビー用品を選ぶ:後編~

2017/2/10

佐藤 典宏 先生

記事監修医師

産業医科大学第1外科

佐藤 典宏 先生

赤ちゃんのケガを防ぐために、ベビー用品を選ぶ際に気をつけたいことはまだまだあります。
「赤ちゃんが生まれたら①~安全なベビー用品を選ぶ:前編~」に続き、新米パパやママはこちらもぜひ参考にしてください!

ベビーバスタブ

丈夫なプラスチック製の浴槽が最も安全です。また、角度のあるデザインであれば、自力で座れない赤ちゃんを立たせておきやすく、外側が滑りにくい素材であれば、滑って転倒する事故を防げます。

なお、赤ちゃんをバスタブに放置しないよう、注意してください。

※中古のベビーバスを購入した(または借りた)場合
挿入されている発泡スチロール材などが壊れていたら交換してください。発泡スチロールが赤ちゃんの口に入り、窒息する恐れがあります。

ベビーゲート

ベビーゲートを使えば、階段、キッチン、風呂場、ガレージ、地下室など、危ない場所に赤ちゃんが入るのを防げます。

購入の際は、固定性に優れたもの(壁にしっかりとネジで固定できる、ブラケットで止められているなど)を選んでください。

なお、以下のタイプのゲートは使用しないでください。
・ひし形のタイプ
赤ちゃんがつなぎ目の間に挟まって重傷を負うことがあります。

・突っ張り式
赤ちゃんが押し上げてしまうことがあります。

抱っこひも(おんぶひも)

耐久性のある生地や安全ストラップがあるもの、また年齢や体重、成長に合わせて作られた高品質のもの(成長につれて、顔を引っ込めるのではなく出すタイプのものが推奨されています)を選ぶことが望ましいです。

なお、下記のものの使用は避けてください。

・古い布や擦り切れたストラップ
重大な転倒の恐れがあるため、使用しないでください。

・抱っこひも(おんぶひも)をしたままの赤ちゃんを眠らせない
SIDSのリスクが高まります。

プレイペン、プレイヤード

赤ちゃんが安全に遊べるよう、ネットではなく通気性に優れたナイロン製の壁のものを選んでください。ネット状のものだと、赤ちゃんの頭が穴に引っかかり、首が絞められる恐れがあります。

また、転倒防止のため、四隅が所定の位置で固定されているかどうかも重要です。

おもちゃ

子どもの年齢や力に合わせて設計されたおもちゃを選んでください。

古いおもちゃも新しいおもちゃも、窒息の危険性があります。なお、電池式のおもちゃの場合、赤ちゃんが口に電池を入れないようにカバーがしっかりと閉まっているか確認してください(窒息や中毒の恐れがあります)。

おわりに

ベビー用品には事故やケガの危険性がありますが、その多くは防げます。もしすでに使用しているベビー用品がある場合は、安全性について医師に相談するか、メーカーのWebサイトを確認してください。

また、いずれのベビー用品も、安全性は都度更新されています。耐久面が重要なので、以前(特に5年以上前)に使っていたものの使用はなるべく避け、安全に赤ちゃんが過ごせるような環境を整えてあげてください。

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