IQOS(アイコス)®とglo(グロー)®、減煙生活を目指して両方、お試し!

2017/10/20 記事改定日: 2019/1/11
記事改定回数:1回

もしあなたが喫煙者なら、一度くらいは「禁煙」という言葉が頭に浮かんだことがあるでしょう。しかし最近、「加熱式タバコ」が、もうひとつの選択肢としてブームになっているようです。
今回、2大人気商品「IQOS(アイコス)®」と「glo(グロー)®」を試せる機会に恵まれた私(medicommi編集部・男)は、さっそく紙巻きタバコからの移行にチャレンジ。果たしてうまくいったのでしょうか?

加熱式タバコ、電子タバコなら禁煙せずに減煙できる!

加熱式タバコ、いいかも! でも、きっかけが…

いま、喫煙者にとって最もホットな話題といえば、「加熱式タバコ(に、紙巻タバコから変える?)」でしょう。アイコスにグロー、プルーム・テック、別物だけどVAPE(ベイプ)も…。実際に会社の同僚で変える人が出てきたり、あるとき駅前の喫煙所で、3割の人がアイコスであることに気づいたりと、ほんと盛り上がってます。

もちろん、私も世間の嫌煙ムードに押されるように、そして、自分の体へのダメージを減らせるならということで、紙巻きタバコから加熱式タバコへの移行を考え始めていました。「禁煙なんてムリ!」と考えている喫煙者でも、「加熱式タバコならいいかも」と思い始めている人は多いですよね。

ただ、問題はきっかけなんです。習慣を変えるというハードルは意外と高いものです。でも喫煙者だって、きっかけさえあれば周囲に迷惑をかけない喫煙道具ががあるなら乗り換えたい、と密かに考えていたりするんです。

アイコスとグロー、両方をゲット!

私の場合も、きっかけをつかみかねていました。いま吸っている紙巻きタバコが好きでしたし、そもそも禁煙は考えていません。さらに言うと、アイコスもグローも初期投資がそこそこかかるし、どちらもずっと品切れで入手することもできなかったんです。

しかし1カ月ぐらい前、なんと救世主が現れました! 前に勤めていた会社で、数少ない喫煙仲間だったTさんとご飯を食べているときに電子タバコの話になったんですけど、アイコスとグローがどちらも体に合わず、吸うたびに吐き気がするから紙巻タバコに戻った、と言うではないですか!そこで私は、Tさんから両方の本体キットを借りることにしました。

以下から、その経過をレポートしたいと思います。

まずIQOS(アイコス)を2週間試してみました

1週目

スターターキットを開けての最初の印象は、「えっ? 電化製品じゃん」というもの。本体のほかに充電のためのポケットチャージャー、USB、ACアダプターなどが入ってるんですから。このほか、ホルダーの掃除道具も2種類入っていて、紙巻タバコと比べたら面倒くさそうだなぁ、というのが第一印象でした。

さっそく充電を完了させ、アイコスホルダーにヒートスティックを差し込みます。私が購入したヒートスティックは、6種類の中で最も“普通のタバコ”っぽく、それでいて焼き芋臭がダントツですごいというウワサの「レギュラー」。中にある加熱ブレードが折れやすいことは知ってたので、かなり慎重にゆっくり差し込み、ボタンを押して準備しました。

さっそくひと吸いしてみると、これはなかなかのタバコ感! けっこうキツイというか、パンチがあります。確かに焼き芋臭が鼻を突きますが、これだけタバコ感があるなら、紙巻タバコの代替品としては十分なのではないかと思いました。

そして、この後、メンソール以外の種類を試しました。「スムース レギュラー」も、1本をすべて吸ったときにはまだ重い印象があり、最も軽いと言われている「バランスド レギュラー」がいちばん自分に合いました。最初は軽く感じたのですが、吸い終わったときの感覚がしつこくなくてよかったです。

3日目ぐらいには、たまに吸いづらいスティックがあることに気づきました。こういうのに当たったとき、必ずブレードに挿す段階でかなり力を入れて挿してるんですよね。もう少し挿しやすいといいのに…と思います。

4日目あたりから、ヒートスティックの臭いに少しずつ慣れてきました。独特の臭いは感じますが、紙巻きタバコのような“タバコ臭さ”は軽減されていると感じています。

ただ、アイコスホルダーのボタンを押してから吸い始められるまでの時間(約30秒間)がちょっと長いんですよね。特に、充電ステイタスライトがただ点滅しているのを眺めている状態でいると、かなり“待たされている感”があるんです。

もうひとつ、この喫煙具の仕組み上仕方ないのですが、ヒートスティックを深くくわえたとき、結構スティックの“熱さ”を感じます。もちろん、危険を感じるほどではないのですが、気になる人はいるんじゃないかと思います。

2週目

吸い心地や味、充電の手間にも慣れてきた2週間目、さすがに気づきました。非喫煙者にとって、アイコスだろうがなんだろうが、単なる“タバコ”なのだと。

なぜなら、相変わらず喫茶店やレストランでは喫煙席に行かねばならず、外でも吸えるのは喫煙コーナーであり、普通の道路上で吸っていようものならかなり冷たい視線を浴びることがわかったからです。しかし、少しずつ禁煙席でIQOSを吸うことができるお店が出てきていますよね。もっと増えていってほしいと思います。

そういえば、外でタバコを吸う場所は変わりませんでしたが、自宅内でタバコを吸う場所は変わりました。といっても、元に戻っただけなんですけど。

もう何年も、タバコを吸うときはキッチンのファンの下に移動していたのですが、これが自分がいつもいる居間の定位置に戻れたのです。これはかなりラクでした! 最初の1、2本目のとき、クセでキッチンに移動してしまったのですが、よく考えたら移動する必要ないじゃないかと気づいたときはうれしかったです。

2週間目には、ヒートスティックをブレードに挿す前にタバコ葉部分を揉んでおくとブレードに挿しやすいこと、そして、吸いムラが少なくなることを発見! これもなにげにうれしい発見でした。

この時点でも解消されない不満をあえて挙げるなら、アイコスホルダーをポケットチャージャーに格納するときにうまくはまらないことがあること。商品自体がこういうものなのか、それともその中の個体差なのかわからないのですが、少し残念なところではあります。

また、私が吸っていた紙巻タバコのがひと箱420円だったんです。それを考えると、ヒートスティックがひと箱460円というのは割高感を感じます。でも、いちばん残念なところは、1本吸うたびに充電しなくちゃいけないこと。1本吸うごとに5分程度待たねばならず、とくに飲み会などで連続で吸えないのは、多少辛いところではあります。

逆にうれしいところは、アクセサリーの充実度。いかにも嗜好品! という感じで、決して安くはありませんが、ケースの材質や色を自由に選べるのは楽しみのひとつになっています。

2週間試した結果、もはや“手に持っているものが紙巻タバコではない”ぐらいの違いしか感じなくなりました。最初は、充電したり、ポケットチャージャーを持ち運んだりするのが面倒くさかったり、外出時に自宅に忘れてくることもありましたが、慣れてくると当たり前のように、朝、カバンに放り込むことができるようになりました。

glo(グロー)を2週間、お試ししました

1週目

いよいよ今度はグロー。アイコスを2週間使って、私と“加熱式タバコ”の相性の良さは感じていました。グローについては、アイコスとの吸い心地(のどへのキック感とか)の違いや、スティックを本体へ挿すときのやり方の違いをどの程度大きく感じられるのかが最初に気になっていたことでした。

ということで、アイコスに比べて、かなり細く、長くなったスティック(こちらは「ネオスティック」という名前でした)を、本体に挿してみて、挿しやすいことに驚きました。

アイコスでは、加熱式ブレードにスティックを挿す際、多少のコツが必要でした。しかし、グローは、スティックの周りから加熱するため、ブレードに突き刺す必要はなく、穴に差し込むだけ。なんのコツもいりません。これはいい!

そして、いよいよグローのスティックである「ブライトタバコ」(メンソールでないのはこれだけ)をひと吸い。こちらもなかなか紙巻きタバコっぽい! アイコスの焼き芋感よりも香ばしさを感じると同時に、より紙巻きタバコに近い気もします。

ただ、あれ? と思ったことがひとつ。それは、どんどん味が薄くなっていくこと。吸えば吸うほど薄くなっていくので、アイコスとグローを貸してくれた知人にも思わず問い合わせてみたところ、彼も同じように感じていたとのこと…。

のどへのキック感も「ひょっとしてアイコスよりある?」と感じたのは、2、3回吸ったところまででした。しかし、どちらも“最初がかなり強い”だけで、なくなってしまうわけではないのでご安心を。

あと、喫煙できる時間がとても短く感じました。通常の紙巻きタバコなら、早い人でも1本につき5分程度は吸っているのではないでしょうか。でも、グローは3分で終わっちゃいます。本体のバイブがブルッとなって時間を教えてくれるのですが、思わず「早っ!」と声が出ちゃったくらいです。

もちろん、良いところも。それは、「連続で吸えるところ」。アイコスの場合、1本吸う度に充電する必要がありますが、グローには必要ないので、紙巻タバコのように連続して吸えるんです。ただし、減煙を目指している私にとってはメリットなのかどうなのか微妙なところですけど…。

また、アイコスに比べて本体の重量が重めです。1本なら気になりませんが、2本連続で吸おうとすると、手に感じる重さがだんだん気になってくるんですよね。

あと、アクセサリーを売っていません。7日目あたりで、ケースを買うべく近くのドンキホーテに行ってみたのですが、ありませんでした。アイコスのアクセサリーはたくさんあるだけに、少しさびしい状況です。品切れではなく、どうやら売っていないようです。

2週間目

8日目に気づいたことがふたつあります。ひとつは、吸う本数が増えていること。味が薄いため、満足感を得るには1本では足りないと感じているようです。連続で吸えるのがいいところではあるのですが、減煙になってない…。もし、禁煙を目指して一度加熱式に変えてみようということなら、グローは向いていないかもしれません。

もうひとつ気づいたのは吸殻が長いこと。もちろん、長いのはわかっていたことですが、灰皿の吸殻を捨てるペースが上がりました。加熱式タバコは燃やさないため、灰が出ないところがメリットですが、最初と最後でスティックの長さがまったく変わらないんですよね。

でも、メリットもあります。それは掃除が簡単でラクなこと! 穴にクリーニングスティックを挿し込んで動かすだけでおしまいです。ブレードを丹念に“拭く”アイコスと比べれば、全然ラクです。

そして10日目、同僚から紙巻きタバコをもらいました。久しぶりに吸ってみたところ、こんなにもタール(ニコチン?)の味や臭いがきつかったのかと改めて驚くと同時に、少し気持ち悪くなってしまいました。

IQOS(アイコス)とglo(グロー)、ゴミ箱に直接捨ててほんとに大丈夫なの?

この1カ月間、加熱式タバコでずっと気になっていたことがありました。それは「スティックを直接ゴミ箱に捨てても大丈夫か?」ということ。

アイコス、グローとも火は使いません。でも、吸い終わった直後のスティックって思いのほか熱いんです。確かに、グローのマニュアルには、「通常のゴミと一緒に廃棄できる」とありますが、私が知りたかったのは、吸い終わった直後に、灰皿代わりにいつも使っているゴミ箱に投げ入れられるか? そして、それでゴミが燃え出したりしないか? だったんです。

ちなみに私は直接捨てるのは怖かったので、いったん灰皿に捨てて、時間が経ってからほかのゴミと一緒に捨てていました。

実験のやり方は、吸い終わった直後のヒートスティックとネオスティックをティッシュにくるんで1分間待つ、というシンプルなもの。燃え出すのか。燃え出さないとしても、焦げ目ぐらいはついちゃうのか…。

結果は…。持っていた指に多少熱を感じましたが、スティックをくるんでいたティッシュはほぼまったく変化なしでした。ただし、これは単にひとつの結果にすぎず、これをもって「大丈夫」と言い切れるものではありません。しかし、巷で言われているように、「吸った後、ゴミ箱に捨てられる」というのはほぼ正しく、怖がりすぎる必要はないようです。

おわりに:IQOS(アイコス)とglo(グロー)、どちらを選ぶ?

私の場合、元同僚のように「加熱式タバコ自体が合わない」ことはなかったため、減煙したいと考えたとき、「禁煙」ではなく、加熱式タバコを選べばOKだとわかりました。アイコスもグローも有害成分を90%カット、副流煙は出ず、ニオイも(紙巻きタバコと比べて)ほとんどない。減煙には理想的な選択だと思います。

ただ、加熱式タバコでは、「Ploom TECH(プルーム・テック)」という商品が、新たな話題となっています。アイコスとグロー、どちらかに決める前に、プルーム・テックも試してみたいなどと、実は考えております。そのときは、また改めてご報告します!

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