記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/2/26 記事改定日: 2019/3/7
記事改定回数:1回
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
パーマやヘアカラーなどの普及につれ、近年、薄毛に悩む女性が増えつつあります。今回の記事では、女性の脱毛症について、原因や予防法をお伝えしていきます。
女性の薄毛の特徴として、局所的ではなく全体的に髪が薄くなること、そして、人によって薄毛の原因がさまざまであることが挙げられます。
主に、男性ホルモンや遺伝の影響によって局所的な薄毛を発症する男性に対し、女性の薄毛は加齢やストレス、ホルモンバランスの乱れ、不規則な生活習慣、パーマや染色などによるダメージによって引き起こされると考えられています。
女性の薄毛は、原因によって大きく以下の7種類の脱毛症に分けられます。
女性の薄毛は日常生活での習慣が原因になっていることが多々あります。このため、好ましくない習慣を正すことで薄毛を改善できるケースも少なくありません。
薄毛が気になる場合には、以下のような対策を行ってみましょう。
病院では、女性の薄毛に対してどのような治療を行うのでしょうか。
まずは、発毛効果のあるミノキシジルの服用やロゲイン®の塗布など、薄毛に対する投薬治療を試みるのが一般的です。
他には、発毛・育毛に必要な薬剤を直接注射器で頭皮に注射して与えたり、ビタミン・ミネラルなどの栄養素をバランスよく配合した治療薬の服用による治療が行われます。
病院の方針によって治療内容は異なりますので、詳しくは病院にお問い合わせください。
近年、増加傾向にある女性の薄毛には、男性の薄毛とは異なる独自の原因や症状があります。女性の薄毛は専門の医療機関での治療によって、改善する可能性がある症状です。薄毛が気になると感じたら、症状が進む前に病院を受診し、治療しましょう。