記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
2018/4/27 記事改定日: 2019/3/7
記事改定回数:1回
記事監修医師
MYメディカルクリニック横浜みなとみらい 院長 東京大学医学部卒 医学博士日本呼吸器学会認定呼吸器専門医日本内科学会認定総合内科専門医人間ドック学会認定医難病指定医Member of American College of Physicians
山本 康博 先生
激しいスポーツをしたわけでもないのに、日常的にのどが異常に渇く場合、もしかしたら特定の病気にかかっているかもしれません。のどの渇きを引き起こす原因や疾患について、ご紹介していきます。
成人の身体の60〜70%は水分からできています。このうち約2%水が失われると口渇中枢が刺激され、水を飲みたい欲求に駆られるようになります。
のどの渇きがさらに進行して3%以上の水を失うと、脱水症状が始まります。この段階では相当のどの渇きを感じるので、通常であれば水分補給を行う人がほとんどですが、高齢者の場合は口渇中枢の機能が衰えて入るために、のどの渇きを自覚することが少なく、脱水症状が深刻化することも珍しくありません。
水分不足以外に、異常にのどが渇く原因としては以下のことが考えられます。
のどの渇きを引き起こす病気には以下のようなものが挙げられます。
このように「のどの渇きを自覚する病気」は多々あります。
その中でも、水分を飲んでものどの渇きが治まらない場合、めまいや吐き気などの全身症状がある場合は重篤な病気の場合がありますのでなるべく早めに病院を受診するようにしましょう。
水分が不足していなくても、ストレスや服用薬、生理といった身近な原因でのどの渇きが引き起こされる場合があります。
ただ、これらの原因がご自身に該当しない場合は糖尿病などの病気を疑った方がいいかもしれません。気になる方は医療機関を受診しましょう。